もしかしたら国内では初のユーザーレビューかも(笑)
先日到着した荷物、プリムスの最新ギアが入ってました。エッセンシャルストーブセット！国内未発売のストーブとクッカーのセットです。国内ではエッセンシャル ポットセット 2.3ℓでストーブが付いてないです。ですが本国や海外ではPrimeTech Stove Set 2.3Lも販売されていてこちらはヒートエクスチェンジャーもついているんですよ。でも私はあえてエッセンシャルストーブセットに。さて、細かく見ていきましょう。
まずは収納ケースや付属品。バーナーシートにハンドル、そして袋。このハンドルですが
非常にできが悪い(;´д｀) 怪我はしないがバリが多くそれ以外の仕上がりも駄目ですね。トランギアやMSRと比べ、お粗末です。しかもエッセンシャルポットとの相性は最悪です。さて、本体を見ていきます。
2.3Lのポットにストーブに付属品すべてが収まっています。コンパクトまとまっています。このサイズ感、分かりやすく言うとストームクッカーLですね。ソロで使うには大きいです。
フライパンをはずすとストーブユニットが入っています。収まりは良くないです。その理由が
フューエルホースです。
ストーブを巻くように収納しているので仕方ないですね。ホースの固定は
金具に挟むだけです。組み立てると
こうなります。組み立てって言ってもただのせるだけですね(;´д｀) この手軽さはライトユーザーには良いんじゃないですかね？スタイリッシュです。
点火して見ました。一点集中型のバーナーですが柔らかい炎の為、鍋底にあたってなめるように広がります。特に弱火はアルコールストーブのような炎の広がりかたです。さて、ヒートパイプのような構造がないストーブだが液出しは出来るのか？
判りにくいけどガスを倒立させてます。うん、問題なし！これは・・・プリムテックストーブセットならイータシリーズと戦えるんじゃないか？
液出しを可能にしているのはこの部分。分解して作りを見せたいところですが使う前に壊す訳にはいかないので(笑)
この銅のシャフトはニップルのちょっと手前から出ています。炎でシャフトが加熱されその熱で気化促進させているようです。その為液出しをしても炎上しないのです。
マニュアルのスペックによると2.2kw、だいたい1800位かな。メーカーサイトだと2.0kwと。どちらが正しいかわかりませんが低出力なのは確かです。しかし2Lの水を沸かしても遅いとは感じませ。ヒートエクスチェンジャーのモデルならまさにイータシリーズの後継と考えてもいいでしょうね。収納を考えるとイータよりも良いかもしれない。でも私がエッセンシャルを選んだのは
この仕舞いの良さ！そしてエッセンシャルポット自体は国内でも入手できる。プリムテックにエッセンシャルポットって言う手もありましたが用途的にこれで十分です。安いしね。従来のクッカーと違い台形の為、同サイズ鍋を追加しても収納サイズがほとんど変わらない。
基本的には素晴らしいですが駄目なとこも有ります。
まずは一番最初に挙げたハンドル、このハンドルで鍋をしっかり掴むと鍋が傷つくたけではなく変形します！そしてもう一つが激しく薄く作られていくクッカーですね。火の通りは良いですが2Lもの水を入れて持ち上げると歪むんです。ギリギリ強度が保てる感じです。限界まで肉薄になってますね。炊飯はやりにくいかも知れないです。
私は付属ハンドルをリストラして一緒に取り寄せたハンドルを使います。こちらならハンドルによる傷や変形が無いです。
スペック的にもイータシリーズの後継としても使える事を考えるとハイキングから登山まで、フルシーズン活躍できる製品ではないでしょうか？非常にオススメです。
この仕様ならいずれ正規取り扱いもあり得るかも？
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