水草を何に埋める？

水草を育成するのにどんな素材がいいか色々試してみた。活着系のものであれば石や木にに縛り付けることで沈めることが出来ます。それ以外に何か方法が無いものかと思い

ロックウールやスポンジを試してみました。ロックウールはポット入りの水草を購入するとだいたい根元に付いていますね。ナナとかブセなんかはロックウールにさして水上管理で育成して販売しているとか。そういう事ならロックウールで増殖させれないものかと。ただロックウールはちょっと処理が必要なようです。まず使用前にさっと水で洗いその後、酸性の水に浸けておく必要がある様です。材質的な物とか詳しくないため割愛しますが水を染み込ませただけだとアルカリに傾くようで水草や植物育成には不向きだとのことです。酸性の水にしばらく漬け込むことでカルシウムなどが溶けだしアルカリから酸性へ変化するそうです。一度中まで酸性になってしまえばOKのようですがその判断はちょっと分からないですね。感覚的にちょっと強めの酸性に振った水に1日漬け込めばいいのかなと思います。実際に私が処理した方法はPH5程度にした水を作りその中に1日漬け込みました。ちょっと硫黄のようなにおいがしますね。ロックウールの良い点は保水性の良さです。染み込んだ水分はそう簡単に抜けきりません。なので湿らせておけば問題なく水上栽培は可能ですね。逆に、通水性はあまりよくないですね。そのせいか、根っこを挟んで水中に沈めたところ7割程度の確率で埋めた部分が腐ってました。稀にしっかり根を張ってくれる感じですがこちらもずっとこのまま根が成長してくれるか分からないですね。水上ならロックウールは非常に良いかもしれませんが水中では注意が必要でした。次に試したのがスポンジ。キッチン用のウレタンスポンジでなるべく粗目の物を使用しました。粗目にした理由は通水性の確保です。ロックウールと違い前処理が不要で手軽に使えるのが良い。水上でも目の粗さにもよりますがそこそこの保水性があり扱いやすいです。水中では粗目を使えば通水性も確保できて腐りも防止できると思っていました。だいたい5割の確率で腐りました。自分の環境が悪いのか、そういう物なのかわかりませんが上手くいかないですね。ほかにソイルに埋めるとかも試してみましたが、こちらも腐ることもありなかなか難しいです。結局1番安定してるのが石や流木へ巻きつけ、活着が良いようです。株分けとか増殖とか考えるとロックウールやスポンジが使えると便利なんですが上手くいきません。まだまだ経験値を積み重ねている段階なので最終的にどうなるかは不明ですが、1株しかないとかこれはちと高価なブセだという場合は活着させておいた方が無難ですね。