PGがいくつでVGがいくつと言うアレです。大体良く見かけるのがPG:VGが5:5~3:7あたりでしょう。爆煙ならVG多め、クリアロならVG低めなんて言われています。確かをRDAやRTAで吸う分にはVG高くても吸えますがクリアロだとVG高めは即コイル交換でした。このコイルが高くてRDA、RTAに移行したわけです。毎週1~2個必要になるのはなかなか苦痛ですよ。
さて、クリアロ使用の頃から、うん?って思うところが有りました。それがリキッドの消費です。全体の消費量ではなく、成分の消費ですね。特殊な実験装置や成分解析など持っている訳ではないので推測するしか・・・実際には実験解析したら違う結果かもしれないけど実験にはそれなりに時間も掛かるしラボも借りないといけない。知り合いの教授に頼めば借りられるが・・・その後の雑用でなにやらされるか(;´д`) という訳で妄想だけで進めることにしましょう。
皆がそうか解りませんがタンクで吸っていると段々残りのリキッドがドロドロにになってきませんか?色とかの話ではなく粘度の方。特に継ぎ足し継ぎ足しで使っていると違いが解りますね。最初は劣化かと思っていました。(たぶん劣化もあります)
多分ですがPGばかり消費されてVGが残ってしまってドロドロになるのでは?と言うのも沸点がPG約190度、VG約290度な為、大半のVGが気化せずに残ると言う事ではないかと。
特に温度管理を使うと良くわかります。ここからちょっと理科の話になりますが蒸留と同じ考えが成り立ちます。蒸留とは・・・分かりやすく言うと酒を温めてアルコールとそれ以外を分けようとする事です・・・アレ?これはまずい奴じゃない?いや、でも昔理科の先生がワインを蒸留してブランデー作るんだよ~って変な装置でワイン温めていたよ!・・・これ完全にアウトな先生じゃん(;´д`)
そんな話はどうでも良くて、水の沸点が約100度、エタノールが約80度です。では水とアルコール混ぜると沸点幾つだ?その答えは約80度です。これを共沸点と言うんです。アルコールに引っ張られて沸点が下がるんですね。この共沸点で出てくる蒸気成分が、ざっくり95:5でほぼアルコールなんです。
これはリキッドでも同じことが言える訳です。
リキッドの共沸点は190度、この温度で吸った場合、大半がPGとなるでしょう。水アルコールのような95:5ではないですが多分7割以上がPGではないかと思っています・・・そしてこの共沸点は比率により温度が上がって行きます。PGが消費されればされるほどVGの比率が高まりVGの沸点に近づく訳です。じゃコットンカラッカラにならないじゃん!と言われそうですね・・・この辺はちょっと解らないと濁すしか無いですね~推測はできるけど(笑)
この事からリキッドがドロドロになるのはPGが蒸発してVGが残るからではないかと言うことが出来ますね。と言うことはクリアロで継ぎ足しはNGですかね?ドロドロになったら入れ替え推奨ですね。
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