カルコンDC分解整備


あぁ連休が終わる( ノД`)シクシク… 11連中という長期休暇を取ったのに釣りに行ったのは・・・さて、先日の釣行で流石に1年酷使したせいか少々なんというかグリス切れのような感じでカリカリしてきた。軽い負荷だとそんな感じはないのだけど先日のサイズだと結構ギアノイズが出ている。新品購入したリールは1年は分解しないようにしている為、しっかりしたメンテナンスは行っていない。簡単な注油とサイドの部分からメインギアにグリスを塗る程度の事はしていましたがそろそろ本格的にメンテしてあげる必要がありそうです。それにどれくらい海水が入り込んでいるのかというのも気になるし、普段行っている釣行後の軽く水洗いがどこまで有効なのか確認もしたい。


基本的な構造はキンカルとかわらんのでサクサク分解していきます。簡単に手順をしますとしたら、まずはドラグを緩める。そしてハンドルを外してドラグノブやらワッシャーやベアリングなんかを抜き取る。そしてスプールを抜いて本体のねじを外す。ネジはみんな長さや形状が違うので位置を覚えておくといった感じです。組み付けが分からなくならないように


外した順番にドライバーとかにさしておくと良いかもしれませんね。パット見た感じワンウェイに錆びたような感じはないですね。ステンレスは錆びないわけではないです。環境が悪ければガッツリ錆びて食われてしまいます。錆び汁が付着してないという事は簡単な洗浄でも問題なく塩分は除去できていたと考えるべきか、カルコンの構造がしっかりしていてそこまで入り込まないのか分かりませんが今の段階では簡単な水洗いで問題なように思われます。


意外とキレイですがやはりグリスがだいぶ乾いてる感じですね。問題の塩分は


どうやら結晶化してたり腐食を起こしているようなことはないようですね。1年酷使してこの状態なら問題ないですね。今後も釣行後は簡単な水洗いで問題なさそうですね。実はここで問題が発生!


メインシャフトのネジが最初から潰れている。キンカル分解したときもそうでしたか過去に2台ほどカルコン201HGを中古で購入して分解整備しました。その時も同様に潰れていました。その時は中古だったので前のオーナーが整備時につぶしたのかなと思っていましたが・・・あえてつぶしているのかな?これではベアリングがが外せないしグリスのうち替えができません。苦肉の策で


このホールにたっぷりグリスを打ち


ベアリングを押し込む。念のため2回ほど打ち込み上側からあふれるのを確認した。まぁこれでいいでしょう。錆びた形跡もないし軽く回した感じゴリゴリもないのでこのまま使います。ネジザウルスとかで無理やり外そうかとも思ったのですが折ってしまう可能性が有るので今回はやめました。プラギアがあるのでバーナーで焙る作戦もできないのでしょうがないですね。茹でれば外せるかもしれませんが予備がない状態でやるのは得策ではないですね。という事でスプールベアリングは洗浄給油、それ以外はグリスを押し込み入れ替えを行い組み付けました。グリスの渇きを考えると1年は持たないかなぁ。使用頻度にもよりますが多い時は朝昼晩と3回水洗いする事も有るので使用頻度によって変わってくる気がしますね。週末だけしようという方なら多分年1のメンテで十分ですが平日のガンガン行くぜって方は半年に1回はグリスアップしたほうが良さそうです。





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