軽くて丈夫なフライパンが欲しい。アルミはくっつきやすいしテフロン加工されている火力に気を遣う。鉄は手入れが面倒だし重たい。いや、メニューを考えておけば別にフライパンなんてなくても良いんですよ。しっかり火力管理できればテフロンが何だかんだで使いやすいんですよ。でもね、アルストは何だかんだで火力調整ができないんです。トランギアのアルコールバーナーを使っているんですが火力の調整はある程度できるが不便ですね。本燃焼で焼き肉をやるといくら火力の低いアルコールバーナーとはいえ空焚き状態の部分ができてしまいテフロンが痛む。
ストームクッカーのフライパンですがこんな感じで真ん中あたりに火が集中した跡が残ってます。当然テフロン面にも影響がでてますね。そこで見つけてきたのがステンレス製のフライパン。昔からあるMSRのアルパインフライパン、もう一つがパスファインダーのフォールディングスキレットです。パスファインダーは蓋も付いていおりアルパインフライパンよりも安かった。コストだけで見たらパスファインダーなんだけど実際はどうなのか?と思い両方買った。ちなみにパスファインダーのフライパンはプリムス社の出しているCFフライパンと同形状と思われる。こちらは国内ではかなり高値で販売されているので手が出ませんが本国から引っ張ってくればそんなに高くないですね。つくりはプリムスの方が良いと思われます。それと写真のパスファインダーは一度火入れをしているのでくすんでおりますが到着時はきれいでしたよ。
裏面はこのように熱伝導率を上げる処理がされています。MSRはアルミ張になっておりざらざらした形状な為滑りにくく使いやすい。パスファインダーは厚底のステンレスになっている感じです。もしかしたら内部にアルミなど異種金属を積層させているかもしれません。外観からは分からないですね。サイズ的にはMSRの方が小さいのですが垂直に立ち上がっている分底部が広く使える。外寸が確かMSRが20cm、パスファインダーが22cmです。
ストームクッカーSとの組み合わせはMSRがばっちりでした。バスファインダーは底部が狭く大きなRで立ち上がるためSにもLにも使えなかったです。またハンドルも同じような固定方法ですがMSRはがたつきがなく振り回しても不安がありません。パスファインダーはがたつきます。なんだかパスファインダーは価格しかメリットがないような感じになってしまいましたね・・・メリットもあります。
大きなRと縁の形状が非常に良く細く注ぐことができるんです。全然垂れないしドリップもこなせるほどですね。炊飯には向きませんがパスファインダーは深さも5cmほどあるのでかなりいろんな使い方ができます。焼く、煮る、蒸すといった一通りの調理が可能です。なので炊飯用に小さなアルミクッカーさえあればどんな環境でも対応できてしまう。何気にIHでも使えるので熱源を選ばないという万能クッカーですね。河原でちょっと何か焼いてランチするとかなら多分パスファインダーを持ち出すかなぁ。MSRでももちろん可能だけど蓋がついてないので別途蓋を用意しないといけないですね。でも
ストームクッカーSとの相性は抜群です。アルミパンで炊飯して、何かスープ作ってフライパンで肉焼いて・・・レジャーシートの上にダイレクトにおいて使えるという点もポイントです。というわけでどちらも使い勝手の良いフライパンだって事になりますね。私的にMSRの方がおすすめかな?アルパインクッカー2ポッドも所持してるってこともあってスタッキング性はどうしてもMSRになります。でも
こういったスタンドで遊びに行くような場合ならどっちでもいいかな。ウルトラライトを目指すわけではないので直径2cmの差ってそんなに気にならない。収納時スタッキングしてしまってあるMSRよりも単体で収納しているパスファインダーの方が多分持ち出しやすいと思う。キャンプならMSR、ランチならパスファインダーそんな使い分けができそうですね。
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