高性能ベアリングの効果

ベイトリールの性能UPを謳ったベアリングが多数売られている。私も純正のほかに4種類くらいレボLT6に使ってみた。正直効果はわからなかった。気持ちう~ん違うような気がする程度だったのが正直な感想だ。

さて、ベアリングチューンをする理由は

  • 立ち上がりを良くする、回転をあげる。
  • 飛距離UP
  • バックラッシュ軽減
など言われているが実際にどうなのか?回転が軽くなることで何がよくなるのか検証してみた。
毎度お馴染みABU Ambassadeur5500。最初はベアリングなしでちっとも回らないリールだと思った。こいつをお金をかけずにセルフチューンして約4倍回るリールに調整した。ベアリングチューンとは違うが、回転ががよくなるとどうなるか体感することができた。
  • 回転が上がる
これは間違いなく正しかった。抵抗が減った分よく回る。立ち上がりに関しては正直わからない。立ち上がりが早かろうが遅かろうが回ってくれれば良いと考える。多分、立ち上がりが良いと遠心ブレーキのラグが減るんだと思うが、鈍い私にはわからなかった。
  • 飛距離UP
これは微妙だと感じた。私の腕の問題でもあるが回転が良くなったためチューン前のブレーキでは投げられないと言う事がわかった。チューン前のメガバスのカッター90がギリギリフルキャストで問題ないブレーキセッティングで投げるとまずはキャスト直後にバックラッシュ。完全にブレーキ不足だった。チューン後、同じルアーがフルキャストできるセッティングしたらまぁ飛距離は変わらない。ベアリングチューンで飛距離が伸びたと感じた、もしくは伸びた方はブレーキに余裕があったと思う。回転が上がった分、強いブレーキが必要になるが、余裕分が使われていると思われる。
  • バックラッシュ軽減
これは間違いなくあり得ないと感じた。回転が上がれば上がるほどトラブル率も上がる。どんな仕組みでバックラッシュ軽減するのか是非教えて欲しい。もしかしたらとんでもない未発見のテクノロジーが隠されているかもしれない。

ざっとこんな感じですね。ベアリングチューンで夢のような効果は得られないと言う事です。ただの回転が上がる事でブレーキのセッティングの幅は広がった。今はチューン前の4倍近いブレーキ重量を搭載している。これにより重いルアーへの対応が広がった。チューン前はほぼ取り付け可能ならギリギリ最小のブレーキだった。これが4倍になることで重いルアーの時は減らせる。バイブ系の飛距離が伸ばせる可能性があるでてきた。
また、軽量ルアーへの対応も見えてきた。今までは5g未満になるとでは自重だけでは落下してくれなかった。これが落下してバックラッシュを発生させる事ができるようになった。

結論!

ベアリングチューンとはルアー重量の対応幅をチューニングである!

その他の効果は無いと私は感じた。感じ方は人それぞれ、価値観も。半人前の私には高性能ベアリングは必要ない。汎用ベアリングで十分だ。


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