スプール重量による違い


軽量スプールは扱いやすいとかなり情報が出てますが実際はどうなのか?室内でちょっと投げて見た。ビッグシューターコンパクトとLT6がブレーキユニットが同じため基本的にマグネットは同じに設定できる。なので同じセッティングならマグネットは無視できるはず。そしてベアリングもミネベア製のZZを使っていたため、ベアリングの性能も無視して良いはず。オイルはアブ付属の純正を使用。なので違いはスプールの重量差だけ。まぁ個体差がとか言われちゃうと困ってしまう。


ロッドはザ レインボー 130改を使用。改といっても先端から2ガイドが子供によってへっし折られただけ・・・


投げるものは自作シンペン12g  なす錘1.5号5g  ダイソーミノー3g  この3種類。これを壁まで7mをフリップで投げて感覚で判断。
使うスプールは


  1. ビッグシューターコンパクト純正にPE2号200mフル巻き26g
  2. パワークランクのスプールにPE1.5号200m巻き  19g
  3. レボLT6純正スプールにナイロン2号50m  10g
  4. 参考に 5500 PE2号200m巻き  42g


こんな感じでブレーキminで12g投げた感じ、1のスプールは真っ直ぐかつ目で捕捉できる最適なスピードで飛んでいき非常に使いやすい。ボート穴うちには最適だと思う。2だとスピードが上がり鋭い。より遠くに飛ばせる感じだった。一方3のスプールだと早すぎてとてもじゃないがブレーキをかけないと補足できない。正直扱いにくい。マグネットをセンターにすることで2と同等になった。5500ではかなりスローに飛んでいく。

5gだと1は投げれるが軌道がさだまり難くなってくる。5500だとかなり山なりになり狙いが定まらない。

これが3gになると1のスプールでは飛ばないがギリギリ7m。かなり気を使うしどこ飛ぶか分からない。2だとなんとか真っ直ぐ飛ばせるが実用的ではなかった。3のスプールだと狙った位置に真っ直ぐ投げられた。

さて、この感覚だけの検証で何が解ったかと言うと実はなにも解らなかった(;´д`) でもやはり軽量ルアーを扱うには軽いスプールが必要。軽いルアーでは重たいスプールを回せない。だが7g~20gあたりを中心に使うシーバスには正直スプール重量は関係ないと感じた。
でもあえて言うなら軽量スプールは向かないと思う。軽量で回りやすい為、初速に強めのブレーキが必要になるし、ブレーキを強くすることで後半の失速が著しい。バックラッシュは抑えられるけど、その分飛距離も伸び悩む感じ。なのでLT6純正のように軽量なスプールは3g~10g程度がよさそう。今まで使ってきた経験から総重量15g程度だとフルキャスト後半失速を感じる。ビッグシューターコンパクト純正の場合、この失速が無いですがやはり7g当たりから投げづらさを感じる。シーバスやるなら総重量20gちょっとがよさそうだ。この重量ならバチルアーから40g程度まで幅広く使えると思う。でも


遠心が絡んでくると話が変わってくる。う~ん難しいですね。2500c(ノーマル)なんてスプール重いのに3gが快適に投げれるし・・・社外品軽量スプールだと3gだと普通サイズのルアーみたいに扱える。スプール重量以外にスプール径も大事な要素なんだなぁ。

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