経験って何だろう?

ブログで愚痴をこぼすのはやめようと思っていたのですが、生きていると嫌でも色々なことを体験する。しかし、人によって体験を経験だという者がいるんですね。

この読者なら釣りの話を交えたほうが分かりやすいかも。幸運なことに船長ともに釣りをする機会がある。この船長との釣りは非常に面白くトライ&エラーで色々なことが体験できるのです。それというのも船長という超エキスパートがいるので私にとって初めてのポイント、釣り方、魚種でも釣果を得ることができます。なので船長とのボートフィッシングはとても楽しい。そしてそれがきっかけで陸っパリでの釣果が増えるなんて言う事も結構あります。一番の釣果が陸っパリで


イナダですかね。これはボートでメタルジグでの釣りを体験し、その時に船長から誘い方、回遊している(釣れている)ポイント、地合いなど色々話を聞いた。その体験と話を元にもしかしたらあのポイントならギリギリ釣れるかも?と予測を立てて得た釣果です。自分なりにですがボートでの体験や仕入れた知識を陸っパリ(違う場所)で検証することで単なる体験から経験に変わったのだと思っております。こういった体験を経験に変える作業をすることでできることを増やしていくのです。だからある程度知識がないと経験にはならないと思っています。ただやっただけでは体験しただけでなんの足しにもならないです。特に釣りの場合は全く同じ条件というのが存在しないので体験を経験にして何度も試行錯誤していく必要があると思います。

これは仕事でも同じですね。まぁ本題はここからなんですが(笑)
我が職場に何でも『経験』と連呼する糞野郎がいるんですねぇ。この糞野郎・・・言葉が悪いのでFさんとしましょうか。
私は転職で今の職場に就職したのですがFさんはまぁ中卒で就職したそうです。中卒だから駄目なわけではない。昔、私も宮大工の職人になりたくて中学卒業で弟子入りできないか考えていた。しかし、体格があまりにも小さかったため叶わなかった。腕一本で食っていくなら若ければ若いほど良い。そんなFさん職歴だけで言えば30年。例えば、旋盤なの機械加工1本、溶接等、単一技能1本で30年働いた場合、これはものすごく高度の加工技術を持った職人ですね。こういった方が経験といった場合、それは本当に経験なんです。確かに言葉で知識として後輩などに伝えれないとしても30年という途方もない時間をかけて習得した技術は体に染みついています。分かりやすく言えばスポーツ選手が反復練習して上達するのと同じです。しかし我が職場は単一技能の職場ではない。工場の機械の不具合の調査や整備、構内の構造物改造など多種多様な作業が待っています。ここで必要となるのは知識。同じ機械でも全く同じ壊れ方をするという事は稀です。機械の内部構造、電気系統、動作音。原因を調べるのにはこれらの知識がベースにないと普通は特定できないです。
ですがFさんは『前回ここが壊れたから今回もここだよ』という。あまりに安直で考えもなしに機械をばらし原因不明という。そして『経験的にもうこれは寿命だから治らない』と。こちらとしてはマジで言ってんの?馬鹿じゃないの?としか思えない。
またある時は水中ポンプが動かなくなって修理をした。この時、最初の修理を私が担当したのだが調査の段階でコイルがもう駄目だなと判断して報告を上げた、そして設備担当者にも説明しざっくりだが金額と無理に直した場合のリスクも説明した。そして廃棄し新品を購入することになったはずだった。しかし3日後、休み明けで出勤するとバッラバラになっているではありませんか!!なぜ?どうしてこうなったかと担当に聞くと『Fさんが乾かして整備すれば動く、経験のない奴の意見を聞くな』と言っていたそうです。いやびっくりですよ。正直ここまで侮辱してくるバカは初めてですよ。頭には来ますが治せるなら治してみろよと1週間見学させてもらいましょうかねぇ。結果治らず、無駄に部品を交換して時間をかけた為、新品購入よりも高いものになりました。そして『経験的にもうこれは寿命だから』の決め台詞。開いた口がふさがりません。これって本当に経験なのかな?と疑問がわくわけです。私の感覚では体験を知識に変えてない、次に生かされていなのでこれは経験ではないと思います。皆さんはこれを経験と言いますか?それとも体験ですか?っていうお話。

ちなみにですがこの後、設備担当に私がお説教したのは言うまでもない。困ったことに学歴や肩書きでしか人を見れない方が多いです。基本的に一番底辺の職種&職場に所属しているので気にしても仕方ないですが学歴は底辺ではないし、もう少し上級職の方も口の利き方、態度を改めたほうが良いんじゃないかなぁ?底辺職種にいるけど社内講師なわけだし。それに知識で底辺にかなわないとか笑い種ですよ。ちなみに私の学歴と職歴は秘密(笑) 上に迷惑掛かるから・・・

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