手持ちのグリップとIMZ100の相性を一通り確認


ちょこちょこ時間を作って手持ちのロッドにIMZ100を乗せて投げてきた。一応100という扱いだけど実際は400クラスじゃないかと思う。前作に比べ小型化はされたがやはりパーミング側がかなり大きく握りにくい。高さは抑えられているとはいえ正直カルコン200やリョウガ1500なんかと比べてみ握りにくいと感じる。通常の34mmスプール機種から移行した人は特に感じるんじゃないかな。実際にどのくらい幅広かというと


リールフット合わせで5500Cと変わらないくらい幅がある。5500Cの場合キャスコンが出っ張っているので実際パーミングする位置としてはその下のフラットな部分。スプール幅は5500Cが約35mm、IMZ100が24mmと10mm近く差があるが全くその差が感じられない。高さはあるが多分多くの人は5500Cの方が握りやすいと感じると思う。これだけ幅が広いと乗せるグリップかなり選ぶと思う。私の手持ちのロッドのグリップは主に3種類


一番上のグリップはSWAT83LMLに採用されているもの。真ん中はスコーピオン等シマノのグリップ。こちらはシマノ専用ではあるがほぼ同形状のグリップが各社でも採用されている。SWAT842ML/Mもこのグリップに近い形状。最後はヒュージカスタムのグリップ。これはフジが作っているグリップでかなりのメーカーで標準的に採用されている。フィッシュマンもこれの色違いの物を使っている。各社どんな意図があってグリップを選んでいるのかは分からないが一番上の物はライト系に多い気がする。だいたいMAX重量が14g前後のものかな。34mm径以下のリールが想定されているんじゃないかと思う。


握りはこんな感じ。私だけかもしれませんが2フィンガーでの使用に物凄くマッチする。3フィンガーだとちょっと握りにくい。


指の形状にえぐられているので握りに自由度が無いのとトリガーが厚い為リールを乗せるとかなり窮屈に感じる。なので私はコンパクトなものを乗せて2フィンガーでキャストからリーリングまで持ち替え無しで使っています。正直のこグリップはIMZ100には合わないと感じます。次にシマノのグリップ、これはよく考えられていますね。全体的にフラットなので握りの自由度が高くトリガーもかなり薄い。ブランクスルー形状になっている事も有り全体的に厚みも抑えられている。IMZ100のように横に広いリールでも5500cのような高さのあるものでもスッと握れるが小さいサイズのリールだとちょっと力をこめにくくも感じる。シマノ以外でもダイワオリジナルだったり各社このタイプを出している。個人的には1番握りやすいグリップだと思う。最後のフジのグリップは厚みがあるため大きめのリール、カルコン400とか6500C、ソルティスト400なんかだとちょっと握りにくく感じるが普通のサイズ、200番クラスまでは可もなく不可もなくといった感じ。IMZ200だとちょっと握りにくいがIMZ100ならギリ許容といった感じです。小型のリールでもグリップ自体に厚みがあるからそれなりにガッチリ握れるので汎用性のあるグリップだとおもう。今までそんなに気にはしていなかったがじっくる握り比べてみるとグリップ形状でかなり疲労感も変わってくるなぁという事が分かった。これからはレングス、固さ以外にグリップの形状もロッド選びの要素として考えていこうと思う。



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