アブガルシア REVO LT6


上位モデルのLTZは確か軽量リグでもバックラッシュしない、初心者でも安心して使える等の触れ込みだった。かなりいいお値段だったのでこちらのLT6にした。系譜的にはLTX→LT→LTX→LT6と設計ベースはLTXだ。このLTXは淡水専用でマグネシウムフレームだった。LTはアルミフレーム、ギア比は違うが基本的にはLT6はLTの進化ばんと思う。
LTではマグネット1.5mmが5個、LT6では3mmが5個と大幅な強化がされている。しかもさらに2つマグネットポケットがある!そのままでは追加出来ないがちょっと加工すれば問題なくつく。するとLTZと同じマグネットセッティングが可能になる。LTはかなり人気だったようでユーザーが多く殆どのレビューでマグネットが足りないとあった。それをメーカーが改善してくれたモデルだと感じる。非常に好感が持てた。

ちょうどベイトを始めようと思ったのがLT6の発売日時期だった。そこで迷わず購入してベイトシーバスを始めたわけです。ベイト初心者、いや、ほぼ初めての人間がナイトゲームで投げても何とかなる!これは本当です。さすがに軽量は扱いが難しいがスーサン7g位からならノーサミングでキャスト出来る。ベイトは難しいと言う認識が変わるくらいだ。


スプールはLTXやLTZと同じでかなり軽量。それに加え強力なマグネットを搭載しているのが扱いやすい。ノーマルでかなり高い水準だと感じる。実際にこれだけのスプールにセラミックやマイクロボールやら組んでノーマルと比較してみたが効果は無い。スーパーシャロースプールに関しては出番がない。現在はヤバイキットのスプールにパワープロZ1.5を150m巻いて使っている。

値段も安く、バックラッシュしにくい、しかもリール自体も軽量で使いやすい。文句無しのようなリールだが飛距離はほどほどかな。軽量スプールと強力なマグネットでバックラッシュを防いでいる。だから扱いやすくそこそこ飛ぶのだが、逆を言うと軽量過ぎてマグネットを強くしないと投げれない。軽い故に少ない力で回りすぎるのだ。これを防ぐためにマグネットを強くする、すると後半が延びずに落ちると言うことが起きる。特にPEを巻いたときはかなり後半の失速を感じる。後は使用者の考え方だと思う。飛距離よりも安全をとるならベストな選択だと思う。絶対的に飛距離だ!と言う方には向かないでしょう。


スプール強度やフレームは強いと思う。こんなのとゴリゴリやっても壊れないしもっと大きくても問題なかった。ボートでは120オーバーとか上げてるので20kg位までの座布団なら大丈夫。結構乱暴扱っていて、転んで全体重をフレームが受けても壊れてない。素晴らしい強度だ。今となっては型落ち感があるかもしれないが、ギア比さえ気にならなければコスパ最高のリールですね。

ノーマルスプールで何でも出来ると思う。アジメバルをやるならナイロンやフロロ6lbを40m程巻いて使うとトラブルがなくて良い。個体差やラインによってはスプールとフレームの間に入ってしまうこともある。安全をみるなら7lbかな?シーバスメインならPE0.8を150m。これでだいたい30mm位になる。バックラッシュするとスプールとフレームに入り込むが遠投や強度、ラインを無駄なく使うならベストだと思う。ただラインが食い込むので時々捨てキャストしながら使うことを忘れない事。

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