注文したなにかが届いた！中身は
プリムス。プチプチごしで詳細は解りませんよね。プリムスと言えばキャンプ用ガスバーナーで有名なメーカーです。
Primus Omni Lite Ti です。カッコいいですね～。正規では入って来ない機種です。従来のマルチフューエルでは液体燃料しか使えなかったのですがこいつはガスも使えると言う代物です。日本ではガス検が厳しくてイワタニプリムスからは販売されていません。この辺はMSRのウィスパーライト ユニバーサルと同じですね。さっそく箱を開けてみましょう。
一番小さいボトルにバーナー、ニップルニップルツールがきれいに並んでますね。飾るならこのままですが使うために入手したので箱は不要！中身を出して箱はポイです。
これだけのものが入っていました！なんといっても目玉は
このプリムス純正サイレンサーでしょ。このタイプバーナーは何社か出していて、Optimus NOVAシリーズやMSR ドラゴンフライが機能的にもサイズ的にもライバル機種ですがどちらもサイレンサーが純正で用意されていないです。私的にはゴーゴーやかましくてもそんなに気になりませんが妻子には不評でした。
ニップルは全部で3つ。1つは最初から本体についています。ガス、ガソリン、灯油でなど燃料に応じてニップルを交換して使います。0.25は灯油、0.32はガソリンです。
そして本体についている0.36はガス用のニップルに。さて、一番万能なのはどのニップルかと言うと・・・ここからはメーカー推奨のはなしではないので個人の意見ですが灯油が万能ではないかと思います。0.36でも多分灯油も燃やせると思いますがガスに合わせているため灯油で使うと燃料過多になる可能性があります。MSRのウィスパーとドラゴンフライでの経験から。と言うことは空気(酸素)が足らず不完全燃焼が発生、赤火で煤が発生します。なので我が家みたいに灯油、ガソリン両方使う場合灯油にあわせておく方が都合がいいわけです。なのでニップルは灯油用に交換。ついでにサイレンサーも取り付ける！
こんな感じで付属のツールで交換。そしてサイレンサーをつけて・・・
何故かガスをつなぐ(笑) 灯油ニップルでガスを使ってみようと言うあまのじゃく。
流石ガス！即点火。燃焼は問題ないですがやはりニップルが細いせいで火力は控えめです。まぁ急ぐような用途で使わないので火力が弱くても問題ないです。やはりローラーバーナータイプに比べたら音は静かですね。どこまで求めるかは人によりますがガス缶に直結する小型の登山バーナー位の音です。シューといった感じの音。
そしてチタンを五徳に使用しているので暫く燃やした後でも接地側は熱くないです。勿論触るのは自己責任ですね。あとは収納性ですね。とりあえず・・・
トランギアのメスティンにぶちこんでみました。ギリギリ入りますが多分個体差で入らない場合もあるレベル。蓋は閉まりません。ホースの取り回しの関係で閉まらないですね。
さて、気になるのはドラゴンフライやNOVAと比べてどうなの？ってとこでしょう。ズバリ言うとどれ使っても大差ないです。音はダントツでドラゴンフライが爆音ですね。弱火のやり易さも正直大差ないです。僅差でドラゴンフライが優秀かな。ニップルの真下にバルブが配置されているため、バルブの開閉でのレスポンスは変わりません。サイズからみるとドラゴンフライが一番かさばります。燃料ホースも固いため、自由度も低いですが自動車用ガソリン、通称赤ガスでもつまることはないです。一方NOVAは非常にコンパクトです。バーナーに巻き付く形の五徳の為収納形態は素晴らしい完成度です。シグのファイヤージェトを思い出しますね。ホースも柔らかい為、取り回しもしやすいです。バーナーはハイカー+と同じものがついています(厳密にはちょっと違うけど)。赤ガスに対しては少々弱い感じですね。なのでどれが最高か選べないですね(笑) オムニライトもローラーバーナータイプに戻して手持ちのドラゴンフライ、NOVAやハイカー+、ウィスパーライトと並べて・・・流石に全部点火したらもっと詳しく分かるんだけど(数がバレる)妻に殴られそうだ(;´д｀) もし、弱火が使いにくい、火力調整がしにくいと言う場合は最初のポンピングを5～10回程度に留めて点火すればウィスパーライトシリーズでもドラゴンフライに負けないくらい、とろ火に出来るし問題なく炊飯できます。なので安くて丈夫で静かなバーナーならウィスパーライトシリーズがオススメですね。
後日談ローラーバーナータイプで燃やした結果、ドラゴンフライフライを上回るかもしれない爆音でした。なのでローラータイプなら
静かなNOVA とろ火最強ドラゴンフライ ガスも使えるオムニライトチタンといった感じです。サイレンサーがあるならオムニライトが静かでとろ火も使える万能バーナーとなりますが値段を考えるとやはり2機種より劣るかな？
0 件のコメント :
コメントを投稿