子供に『お昼は外でラーメン食べよう』と誘いだし多摩川に。えぇ、勿論ラーメンは食べますが真の目的は2500Cのブレーキセッティング!条件さえ良ければノーブレーキで投げれますが気を使うのと状況が悪くなればもう全く歯が立たない。なのであえて強風の悪天候の中でセッティングです。初速さえ押さえられればどうにかなりますが、夜ボートで投げるのは厳しいですね。ひとまず大量にお菓子を買い込みラーメンを食べ子供たちを騙し騙し時間を稼ぎます。そして
投げては調整を繰り返します。ベークライトのブレーキは使わずPPのパイプをブレーキにします。分かりやすく言うとスプレーのパイプですね。ベークライトとPPではたいして重量は変わらないですが摩擦力が圧倒的に違います。ベークライト(フェノール樹脂)は摩擦材と言われる様にディスクブレーキなどにも使われる素材。なので小さくても非常にブレーキ力があります。一方PPはプラスチック。POMには及びませんが摩擦力はかなり低いです。これを使うことでベークライトの何倍もの大きなサイズをブレーキとして扱えます。そして摩擦力があまり無いため効きが緩やかです。この緩やかな効きが大事です。ベークライトの場合、一気にガツンとブレーキが効きますが、遠心ブレーキの特性で回転が落ちた瞬間ブレーキが効かなくなります。体感で分かりやすく言うと、車でブレーキをガツンと踏んで離した状態です。この動作の段差がバックラッシュに繋がります。一方PPの場合、摩擦力が無いためい急激な減速は起こらず、つまでもじわじわ効きます。よって動作に段差があまりないのです。遠心ブレーキでありながらマグネットのような操作感になりますね。セッティングが決まると総重量1.4gがノーサミングで10mちょい飛びます。それでいてクラッチを切ったフォールがフリーに近い感じで行えますね。こうして釣り場で導き出したブレーキサイズを
家に帰って切り出します。Φ2.2mmのパイプを3mmの長さに。メバアジのジグ単からプラッキングのAMB2540には2こ。メバシーバスに使う純正には3こ。このセッティングでAMB2540は1gのジグヘッドから7g当たりのプラグまでイージーサミングで、純正なら16lbリーダーにPE1.5 100mと言うセッティングで2g後半から20gまでイージーサミングできるようになりました。表層巻の釣りなら純正スプールの1タックルでカバーできますね。マイクロジグからライトプラグ、標準的なシーバスルアーがイージーに投げれる万能タックルがついに完成しました。あとは釣る腕があれば・・・実はコレが一番の難題なんですよね~(ToT)
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