ネット徘徊で読み漁る


リールとは切っても切り離せないのがグリス。何を根拠に使い分けているのかわからず調べた。そしたら面白い論文見つけた。

グリース潤滑された小形ギヤードモータ用歯車対の損失評価

簡単に言うと、グリスの硬い、柔らかいは大した違いはないよ!ってこと。これは・・・巻き心地を軽くするためにシャバシャバなグリス入れても無意味だと言うことか。大事なのはベイトオイルの粘度らしい。グリスのスペックに基油と表記があってその数値が小さいほど軽くなると言うことです。なら試しに


レベルワインドに同じ銘柄の0~2番のリチウムグリスを塗ってみる。ちなみに五十鈴のリールは0番のリチウムを指定している。それで適当に投げてみた感じ、違いは感じられなかった。ってことはわざわざちょう度の違うグリスを使い分ける必要がないですね。

他にもいくつかわかったことがある。ベースが同じならオイルもグリスも摩擦係数は同じという事。さらに適切な量を塗布した場合、オイルよりもグリスの方が摩擦が減ると!なるほど・・・良いグリスが1個あればオイルなんか要らないじゃん!ただこの最適な量が難しい。という訳で又は


ここに塗り塗り。2番をてんこ盛りに塗り段々削ぎ落としていく。するとほんのうっすら着いてるかなぁ?って位でメチャメチャ快適になった。と言うことははけでペペっと湿らす程度でOK。なぜこんなことが起きるかまでは調べられていないが、多分張力じゃないかなぁ。オイルは粘度が上がれば上がるほど張力が増す。なので油膜が厚くなる。そうすると抵抗が増すのではないかと思う。しかしグリスは半固形の為薄く伸ばせる。これが鍵なんじゃないかなと思う。なので超低粘度のベースオイルを使ったグリスを使えば巻き心地が軽くて油膜も長持ち、ベアリングや2500c、5500cなんかに使えばスプール回転数UP。夢のグリスを捜索します。

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