またオイルを買ってしまう


もう使いきれないぐらいオイルはあるけど・・・気になるとついつい買ってしまいます。今回はワコーズの高性能オイル、ラスペネとメンテルーブ。リールメンテ系のブログとか見ていると結構評判がよくユーザーも多いみたいた。色々調べた感じどうやらラスペネの方が潤滑性がいいみたいでメンテルーブは油膜を強化する形で添加物を加えているらしい。なので潤滑性はラスペネよりも劣るとのことのようだ。粘度に関しては詳細な情報は見当たらない。各個人の感想からみるとラスペネよりもメンテルーブの方が粘度が高いようだ。強力な油膜を作るってことを考えると妥当な答えだと思う。中にはラスペネは粘度が高いなんて言う書き込みも見かける。ベイトフィネスでは使えないとかだったかな?じゃどの程度の粘度なのか?


容器に出して数日、揮発成分をしっかり抜いた状態がこれ。左がメンテルーブで右がラスペネ。もう明らかに色が違いますね。ラスペネは透き通ったまさなオイルって感じの液体ですがメンテルーブはかなり濁ったかんじで色が濃い。すごく粘度が高そうにみえる。でも実際は見た目のような感じの粘度ではなくラスペネと比べてそんなに粘度は変わらない感じがする。こうやって振っただけじゃ粘度なんて分からないんだけど


ナスカルブと比べるとだいぶ緩い。ナスカルブは一応粘度が公表されている。たしかVG68だったと思う。この粘度を調べるのにはかなり苦労したが正式な公表値だったはず。なのでメンテルーブ、ラスペネに関しては最低でもナスカルブより低い数値になる。もう一つ良く使っていたのが


パナソニックのパナレーサーから出ているクリーンオイル。これはメチャメチャゆるい。VG10のオイルよりもと感じるオイルだ。これと比べると完全にワコーズのオイルの方が重たい。正確な数値は分からないのですが仮にこれがVG10としたらワコーズのオイルはVG10~VG68となる。写真のオイル以外にタービンオイル、スピンドルオイル等VGが分かっているものがいくつか手持ちにあるのでそれらと比較していくとラスペネがVG15~22ではないかと。メンテルーブがVG22~48かな?うーん32かな?そんな感じですね。海水での使用を考えると油膜が強く水置換のあるメンテルーブっていうのは最適解かもしれない。ちなみにナスカルブの粘度でも問題ないんだけどあれは乳化が起きてドロドロになってしまう。こうなるとなかなか水分が分離されずいつまでもマヨネーズが付いた状態。回転にも影響がでるしもしかしたら水分、塩分の影響が出るのではないかと心配している。機械でオイルを選定する場合、水が混入する環境にあるかどうかという項目がある。水が混入する場合、水分分離性の良いもの、乳化しにくいものを選択する。ナスカルブは乳化しなかなか分離しないという事を考えるリールには向かない。バイクや自転車のチェーン、水の混入がない場所向きですね。その点、ワコーズのオイルは水置換があるのと粘度が少し緩いので乳化しずらいのではとおもいます。しばらく使ってみて調子が良ければ追加報告しようかな。
 


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