パックラフトチャレンジ


自転車でカヤックが出来ないものかと長年考えていた。金額的な問題も勿論あるんだけどやはり手軽に運べるサイズ、重量ではないというのがネックでした。しかし近年パックラフトという新しい遊びがあることを発見。川下りが楽しめるというアクティビティーで車じゃアクセスできないようなポイントに担いで行きラフティングを行うといったものです。当初はふーん、ラフティング専用かぁなんて眺めていました。色々調べていくうちに中にはパックラフトを使って釣りをしているという方もいるようです。これは・・・という事で買いました(笑) 見ての通りどうにか自転車に積載できます。パックラフト、フローティングベストにパドルと必要最低限しか積めませんがとりあえず試せそう。


早速パッキングを解いて装備を展開させます。通常のインフレータブルカヤックと違い空気を入れるのにポンプは不要。代わりに袋を広げて押し込むといった感じで膨らませます。必要な時間はそんなにかからないです10分もあればパンパンになりますね。その後座席をつけて出航します。しかし


水際まで結構ある。手前側の水面は10cm程度の水たまりです。奥の水際まで担いで移動しないとならないですね。これは出航する時間を工夫する必要がありますね。満潮まではいかないにしても岸まで水が上がっている時が良いです。でもまぁそんなに重くないので担いで行けるから干潮で干上がっていても何とかなりました。船自体が6キロちょっと、パドルが1キロ、釣り具関係ものもろで多分送料10キロほどになります。浸かるときと同じでほとんどの物はベスト内に収まっているので担ぐのはパドルと本体といった感じですね。


載ってみるとこんな感じで結構自由度が無いですね。購入前から何となく理解はしていましたが直進性はほぼないですね。通常、ボートでもカヤックでもそうですが水中に船体が入っています。その船体が抵抗になり回転しないのですがパックラフトの場合ほぼほぼ水面に浮かんでいるという形の為水の抵抗が全くなく漕ぐと回転してします。いくら力を込めて漕いでも回転するばかりで推進力にならない。一応私の挺はフィンついているのでまだましな方だとは思います。また、非常に風受けがよろしいため水の流れよりも風の流れが優先される。出向ポイントから海まで数キロなので行ってみようと思いましたが上げ潮+潮と同方向の風により全然進まない(;´・ω・) 正直歩いた方が10倍速いといった感じです。なるほど。これほど風に影響するとは想定していなかった。でも風が無ければちゃんと進むことができるので潮をうまく使えば漕がずに海までいって帰ってこれるという事ですね。上げ潮で逆流するという地域特性をうまく活用すれば下げで海におり上げで遡上する事が可能だという事ですね。それには風よりも水の流れどう捕まえるか・・・パラシュートアンカーが必要ですね。あとは海まで降りた後上げになるまでとどまっている必要もあります。そうなると錨も必要かぁ。まだまだ本格的に活動できるには程遠いですね。それまでは子供たちと水遊びに使うとしましょう。あぁそうそう、一応今回ロッドも持ち込んでキャスティングしてみました。正直なところキャステイングには向かないです。パックラフトだからというのも有りますが足を延ばした状態で腰を下ろしている為踏ん張りがきかないです。多分カヤックとかでも同じだとは思いますが下半身、や腰などのひねりが一切使えないのはかなり厳しいものがありますね。また、持ち込んだロッドが固めのグランデージだった事も有り可動範囲の狭い不安定なスウィングではロッドを曲げることができなかったです。ド遠投の飛距離は不要だけどちゃんと投げれないというのは結構厳しいので次回は柔らかめのロッドを持ち込む予定。何とか海まで行って帰ってこれるようになってマゴチを釣りたいとこですね。


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