微粉ハイポネックスのその後


1000倍希釈にメダカとヌマエビをぶち込んで3日、暴れることなく生存している。薄っすら水が緑掛かってきたが全然問題ない感じだ。ただし、3日という短期間の為生体に影響はないとは言い切れない所だけど生存しているという事はそこまで悪くないと思われる。さて、3日で中に入れた水草、ブセファランドラや浮草はどうかというと成長しているようには見えない。25cmキューブの浮草がガンガン増えていることを考えると成長は良くない感じだ。水草には濃度が濃すぎてつらい環境なのかもしれない。投入時の濃度は窒素が65ppm、リン60ppm、カリ190ppmとかなり高濃度。先日調べていたカリウムの推奨濃度が10~30ppmという事ことを考えると濃度が濃すぎて成長に悪影響を与えている可能性が有る。そこで半分抜いて水を足してみた。希釈率2000倍になりカリウムの濃度が約100ppmとなった。これで成長するのでは?と思いましたがまだ濃いようで浮草に変化は見られない。ブセからはわずかに気泡上がりだした。気泡が上がるという事は光合成が活発に行われていることだと思うので190ppmよりも成長しやすい環境という事じゃないかと思う。じゃもっと薄めて約50ppmにしたらどうだろうか?これでも推奨値よりも高い状態だが100の時よりも気泡が上がるようになった。100で一筋だった気泡が50では三筋に増えた。もちろんカリウム濃度だけの話ではないが希釈1000より2000、2000より4000の方が水草には良い環境なのではないかと思われる。時間の関係上今回はここまでしか試せてないが、さらに希釈して8000倍にした場合どうなのかが気になるところ。8000倍希釈だと25ppmとなり推奨値範囲に入る。4000倍と8000倍、どちらの方が気泡が上がるのか?さらに16000倍希釈で12ppmも今後試してみたいところだ。現在の感じでは濃度が高ければ成長率が良いわけではないという事が分かった。次回はさらに希釈を進め、どの濃度になったら気泡が鈍化するのも見ていきたい。もちろん種類によっても変わってくるとは思うが成長が鈍化する濃度が分かれば最適な濃度という物が見えてくる。その最適値を求める事で無駄なく液肥を添加することが出来ることになるので経済的にも優しい。炭酸カリウムで自作するのも良いのですが始めて間もない素人が単肥できれいに育てられるとは考えられない。そこでしばらく経験を積むまではメーカーの物を使う予定。その為に


ちょっと高いがAPT-ZEROとCOMPLETEを注文した。どちらも300mlと一番少量のプッシュボトルタイプだ。自作するにしても1mlのプッシュボトルは必要なので100均やアマゾンで色々かって試してという手間を考えるとメーカーのノウハウの詰まった液肥とプッシュボトルが手に入るなら安い授業料です。それに10リットルという少量の飼育水なので300mlでも使い切るには相当の時間がかかる。長い期間この液肥を使い、経験とノウハウを身に着けたら自作液肥に移行しようかな。冒険して生体全滅なんてことになるよりも確実な方法という事でメーカー品を注文。そして成分がある程度わかっているという点でこのAPTを選びました。届いたらさっそく水変えして添加していこう。それと同時に微粉ハイポネックスの実験は継続していく予定。推奨の10~30mlが正しいのか?それとももっと濃度が低くてもいいのか?答えが楽しみです。


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