CO2濃度から考える


微粉ハイポネックスでの調査は50ppmから全然進んでなくて放置になってます。近いうちに再開したいなぁなんて思っているんですが面倒くさくなってきました(笑)さて今回はCO2濃度から液肥の濃度って考えられないのかな?一体どの程度希釈すればベストなのかというのを考えていこうかと思います。年々CO2濃度は上昇しているようですがだいたい地上でのCO2濃度は400ppmと言われています。一般的な園芸用の肥料というのは地上で使う事を考えて作られているのでそのまま水草に使用するのは結構濃くて危険という話です。そんなわけで微粉ハイポネックス1000倍(地上で使用する濃度)で生体を飼育できるのかというとこから始まってます。地上で400ppmある二酸化炭素ですが水中ではかなり低くCO2を添加して約30ppmといった感じです。植物はCO2から炭素を取り成長しているようです。もちろんそれだけではないですが。CO2によって光合成が行われ成長が促進される・・・ってことはCO2濃度が薄くなれば光合成も成長も遅くなるという事だと思われます。そう考えると地上で400ppm、水中で30ppm、約13倍の開きがあります。と言事は使用される栄養素も少なくていいはずなので13分の1程度あれば十分に育つのではないかと考えました。


水耕栽培やハイドロカルチャーなんかだと1000倍希釈で使う事が多いようです。なので1000倍希釈で190mgのカリウムを含みます。水中の場合CO2が13分の1なので必要な栄養も13分の1、13000倍希釈でカリウム14.5ppmになりますね。推奨値の10~30ppmにばっちり合いますね。CO2添加の有無でかなり成長が違うってことを考えると栄養が数無くていいという考え方は正しいんじゃないかなぁと思う。もしかしたらカリウム量の最適値はCO2濃度イコールかもしれません。2HRのホームページをじっくり見ているとCO2濃度30ppmを目標に添加すると書いてあったと思う。水草によって消費量は変わってくるとは思うんだけどアヌビアスとかの陰性ならCO2が少なくてもしっかり育ちます。なのでこういう水草ならカリウム、10ppmで良いかもしれない。逆にロタラとかの有茎草なんかはCO2、光量、栄養を結構されます。そういった水草を育成するならカリウム30ppmでCO2濃度30ppmが必要になってくるんじゃないかと想像しています。これも多分25ppm、12.5ppm、さらに半分と微粉ハイポネックスでの調査を進めていけば見えてくるかもしれませんね。



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