アクアを初めて間もない頃からちまちまと通販やメルカリでブセを購入して育成してきました。結果から言うと約半分が完全消滅、残りは細切れのようになりながら何とか生き残ったといった感じです。消滅した原因は多分水上から水中への移行の失敗と夏の温度管理ではないかと思われる。夏前迄に水中葉に変わったものは細切れで何とか生き残った。さて、水上から水中に溶かさず移行させる良い方法はないかと考えた結果、腰水から徐々に水位を上げていく事にした。水上葉の状態の場合栄養は根から吸収して居る。また、現地の写真などをネットで見ると岩の上等に群生していた。多分岩に活着していて栄養などは僅かな隙間に根を伸ばして地中等から補っていると思う。中には葉から吸収している分もあるだろがそんなに多くないはず。なので葉は呼吸、光合成専用、根は栄養供給と考えて間違いないと思われる。陸上と水中では酸素、二酸化炭素の量がだいぶ違う。なのでいきなりドボンすると酸欠になるのかな?この辺はよくわからない。というわけでドボンとの違いを試してみた。
ダイソーで見つけたコレクションケースに入れで腰水から徐々に水没させた。だいたい2ヶ月程度経ちます。飼育は特にこだわらず水道水だけで管理してます。もう一方は
水槽に棚を作りドボン。同じ時期に仕掛けてます。こちらは毎日液肥を添加して週1で半量水換えをしています。それに加えCO2も入れてます。水流もしっかりあたり環境は良いはずです。その両者を比べてみると
どうでしょう?一応同じボリュームでスタートしてます。見た目がだいぶ違いますが左がダイソーケースの腰水スタートの物、右がドボン。最初の画像が残ってないのでどの程度成長したか分からないと思います。ボリューム的にはドボンした右位がスタートです。そこから2ヶ月でこれだけ差が付きました。ドボンした方も成長していますが細かい葉や新芽が落ちてしまい全体的なボリュームに変化がなかったです。腰水スタートは葉や新芽が一切落ちなかった。というわけで腰水から徐々に沈めるのが良いと言う結果になりました。個人的な感想ですが、徐々に沈めることで新しい根や葉が半水中、水中に対応して栄養や酸素等を供給できていたのではないかと思います。ドボンの場合は対応しきれず新芽や葉を切り離して生命維持をしたのではないかと思います。今回組織培養で育成して見ましたが、多分ポットの水上葉も同じ様になると思います。というわけで、組織培養や水上葉は腰水から徐々に沈めるのがの正解のようです。
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