グライドベイト


ビッグベイトシーバスをやってる方には結構昔から知られているジャンルのルアーにグライドベイトと言われるものがあります。私のかなり前から存在は知っていましたがどうやって使う物なのか理解してなかったためあまり購入していませんでした。形状的に飛距離が出ないものが多くいくつか手に入れていたけど試しに投げた程度です。そんなグライドベイトですがビッグベイトシーバスでは定番です。特にストライクプロのビッグバンディットは人気ですね。コノシロパターンやビッグペンシルなどの流行もあり最近では似たようなものが販売されるようになったようです。今回DUOのコノフラット195を入手したのでビッグバンディットとどう違うか投げてきました。形状的には非常に似通っていて移動重心もついていません。重量はビッグバンディットが77g(フックなし)総重量はフックにより異なるが80g~85gで3oz近い重量になります。コノフラットは84gと重量的にもサイズ的にもほぼ同じ。です。投げた感じは若干コノフラットの方が安定する?かな程度で飛距離にあまり大きな違いはない感じですね。


背中にフィンがついています。本体部分は似た感じ。実際に泳がせてみると何だかイマイチな感じです。何ていうか、ちょっと立ち上がりが遅い感じです。ただ巻きの場合、低速で引き波が出る程度の速度ではほぼ棒状態です。そこからスピードを上げるとワイドなS字に蛇行して潜っていく。するに蛇行させるにはジャークさせてから巻く必要がありますた。ロッドワークもちょっと重いかな。軽い入力だと左右に飛んでくれないですね。トップウォーターとして使う事もできますがこちらもちょっと難しい感じです。それに比べ


ビッグバンディットはかなり扱いやすい。ただ巻きでも棒にならずかなり低速でも揺らいでくれます。そこから速度を上げていくと揺らぎが大きくなり蛇行する感じで全域できびきび反応してくれる。今回持ち込んだものはランカーパーフェクトフック2/0仕様とトレブル2/0仕様。ランカーパーフェクトフック仕様の方は軽量な事も有りレンジは水面~水面直下といった感じです。トップとして使う事も難しくなかったです。トレブル仕様の物はちょっと重い為かトップとしては使いにくい感じがします。もちろんフックが違うので姿勢もだいぶ変わっているのも原因ではありますが水面直下からと考えるとパーフェクトフック同様素直な反応です。コノフラットに比べどちらもかなり扱いやすいです。コノフラットのフックを軽くしたら同じように機敏になるかと思い


パーフェクトフックを装着してみます。もしかしたらフックでバランスとっていて変えると動きが全く変わってしますかもと思い念のためフックなしで動かしてみたところフック重量はそんなに泳ぎに影響はない感じです。パーフェクトフック装着の場合、確かに多少動きは機敏になりますがビッグバンディットほど機敏ではないですね。多分ですが背中のフィンの影響だと思われます。そのせいか蛇行幅、ダートさせたときの距離はかなり大きくアピール力はビッグバンディットよりも強い感じがしますね。またレンジ的にもビッグバンディットの下を泳ぐ感じです。使い分けるとしたらヒュージペンシルやメガドッグの後に水面下でビッグバンディット、さらに下のコノフラットという順番かな。水深があって何が何でもアピールという事ならコノフラットでガンガンジャークして左右にスライドさせまくるのもありかもです。どちらにしろ水中でスライドさせるには結構練習が必要だと感じます。水面と違って見えない、見にくいので感覚的に動かす感じです。どのくらいの力でどのくらい動くのかというのを体に染み込ませておかないと思った動きが出せないかも。




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