先日、PE/ブレードモードのでデーターを集めた。結構投げ散らかし感じ初速と着水間際に比較的強めのブレーキが掛かる。特に着水時の制御は良く出来ており、目視で着水を確認もしくは着水音を聞いてスプールを押さえればバックラッシュしない為かなり使いやすいブレーキモードであることが理解できた。気を遣わずにかなりの遠投が出来るのは非常にありがたいのだがもう少し伸びが欲しいとも思う。それならPEロングキャストを使えばと思うがあちらは結構シビアな感じでブレーキ2で初速でラインが浮くことがあり着水間際は完全にブレーキがゼロになってるんじゃないか?というくらい制御が入っていない。かなり飛距離にこだわったギリギリに近いセッティングでリミットブレーカー用に作られたモードではないかと思う。無風状態の場合、ほとんど問題ないが条件がちょっとでも悪化するごとにガクンと飛距離が落ちるの為、私の技術ではまだまだ扱いきれない感じです。それなら使えるモードでひきょろを伸ばしてみようとラインを交換してみた。
今回は試験的に一段細いPE1.5号にした。これにより飛距離が1割程度伸びるんじゃないかと思われる。IMにはライン補正が入っていない。なのでラインを細くすることで後半のブレーキを弱めることが出来る。100%巻いた状態でキャストした場合、初速でのブレーキは1.5号でも2号でもほとんど変わらない。しかし、後半のブレーキはスプールの痩せ方が変わってくるのでブレーキに変化が出る。PE2号を1.5号に変えた場合約3割程度長く巻ける。という事はPE2号で10ミリ痩せていた場合1.5号なら7ミリ程度に抑えられることになる。当然スプールが痩せないので2号の時より1.5号の方が1回転あたりの放出量が多くなるので少ない回転で同じ距離に到達する。また、スプールに残るラインが1.5号の方が多い為スプールが重くなりブレーキが効きにくくなる。簡単に言えばラインを細くすれば初速に対するブレーキを落とさず後半のブレーキだけを弱めることが出来るという事です。このことからキャスト後半の伸びが得られ飛距離がアップすることになります。ついでにラインが痩せにくくなったことでハンドル一回転に変化量も少なくなる為安定したリトリーブが可能になりよりスピニングに近い扱いが出来るという感じです。ただしラインを細くすると扱えるルアー重量が低下してしまい汎用性は低くなってしまう。また、負荷が掛かったときに食い込みやすくなってしまうのでガッチガッチにドラグを締めこんでのファイトはできなくなってくる。その点をどう捉えるかですね。
とりあえず投げてきましたが風が強く比較出来る状態じゃなかった。でも感触はよかった。向かい風でもブレーキ3でバックラッシュしなかったです。今夜の状態だと飛距離がどのくらいか判断つかないが後半のスプールの回り方を見ると1割程度は伸びるのではないかと思う。後日環境が良い時に測って見ます。
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