先日、高級ナイロンを買って75m用にした巻きをした。その結果2gほどの軽量化に成功。この2gがどの程度影響するかは分からないが、傾向的にスプール重量が軽くなるとスプールの初速が早くなる。現在の状況だと内部3にマグ真ん中といった感じで15g程度のミノーから3ozのトッププラグまで投げれている。バックラッシュするがキャスト初期のブレーキ的には内部2個のマグ最小でも問題ない。なので現状過剰なブレーキで投げている。軽量化に伴い初速が上がるという事は純粋にブレーキも強く効くことになる。キャスト中間、後半の不足気味だったブレーキは軽量化によって少ないブレーキで抑制が可能になるのでバックラッシュしにくくなる。実際にキャストしてきた感じやはり初速対するブレーキは十分で後半のブレーキはやや不安定には感じつつも制御できていた。しかし、キャスト回数が増えるにつれ不安定になってくる。原因は吸水だと思われる。安いナイロンを使っている為、結構水分に影響されるように感じる。過去にも何度か経験しているが釣りから帰ってきてスプールを抜こうとするとラインが溢れていて抜けない。これはナイロンが水分を吸収して膨らんだものだと考えられる。色々資料を探してみるとどうやら4.5%程度吸水するようだ。中には11%と書いてあるものも有りなんだか良く解らない。単純に4.5%だとして75mもの長さになってくるとかなり大きな数字になってくる。ざっくり長さ換算で3.5mほど増えてることになりますね。たったそんなもん?と思うかもしれませんが一巻き100cm近くある300XGでもハンドル3回転。そりゃパンパンに巻いていたらスプール抜けなくなりますね。重量的にも増えるのでブレーキの利きも悪くなって当然ですね。そもそも
メガドッグを扱うロッドやリールでこれを普通に使おうというのがまず間違いです。とはいえ、この軽量化によって35m程なら使える感じです。頑張って投げれば40mまでは伸ばせそうではありますがラインの太さ、ロッドの強さを考えると
140mmクラス、1oz程度を使って探ったほうが効率的なような気もしますね。とはいえ自転車釣行のような環境だと複数持ち込むことは難しいのでなるべく使えるルアーの幅が増えたほうが良い。というわけで今後も何とか成らないか?という感じで自由研究していきます。
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