オールド6.3は可能だけどかなり厳しいかな


UC系のピニオンを入手しました。歯数は10枚で6.3用のピニオンです。材質はステンレスで真鍮に比べ強度があると思われる。今回このピニオンを加工してオールドにあるようにする。


UC系は現行のウルトラキャストとはちょっと形状が違うらしいが手にしたことが無いので詳細は不明。ただピニオンの内径が3.5mmという事なのでスプールには無加工で刺さります。見ての通り谷と穴までの厚みが全然ない為パワー型の釣りには向いてないように感じます。現行の6.3も同じモジュールだと思うので加工して取りつけることは可能かもしれませんがこの薄さを見てしまうと加工すること自体躊躇われますね。やはり自分で加工するとなると入手難易度がひくく肉厚もある程度確保できる5.3が最適解だと思われます。一応正規ルートでパーツ注文することで現行の6.3、ステンレス右巻きは入手できそうですね。


とりあえずスプールの根元が入らないので5.5mmに拡張します。真鍮と違いやはりちょっと固いですね。なかなか削れませんが時間を掛ければいつか到達するという感じでひたすらゴリゴリ回し続けます。そしてようやく


巻き取ポジションまで到達。後は組付ければ・・・


残念ながらピニオンカラーが嵌りません。ちょっと幅が狭いのでここも拡張する必要がありますね。歯車には手を付けたくなかったんですが仕方ない、歯車側を削っていきます。こちらも鉄鋼ヤスリで回しながらちょっとずつ削ります。そこまでシビアではないと思いますが歯車にバリが残ってしまうのがちょっと気になります。今回ははめ込むまで何とか削って


ひとまずは完成とします。細かい調整は必要になるとは思いますがUC系のピニオンでもなんとかオールドに使うことが出来そうです。



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