ビッグベイト用に新たにロッドを用意した。今まではヒュージカスタムの77をメインに使っていた。こちらは投げる分には7oz程度まで問題ない。だがロッドアクション、特にトップ系を扱うには使いにくかった。メガドッグやヒュージペンシル等4ozクラスになるとそれなりに水の抵抗を受ける。その抵抗でかなりティップが入る感じで動かすには大振りする必要があった。ジョイクロマグナム等のジョイント系には良いのかもしれませんがロッドアクションを多用するものには向かない。なのでロッドアクション主体用に短めでちょい硬めの物を用意した。今回購入したのはHG3-63RFでルアーウェイト10ozまで対応したもの。遠投には向かないが短く硬い分アクションは入れやすいと思われる。候補は色々あったんだが63はグリップが比較的使いやすい長さだったのが決め手となった。さて、オリジナルのヒュージカスタムとジェンマだが価格帯がかなり違う。オリジナルの廉価版というイメージではあるがそのオリジナルも廃盤になっていることを考えると比較するものではないような気もする。だが、同じヒュージカスタムでこれだけ値段が変わるという事はどこかでコストダウンしていると思う。一体どこが違うのか見ていく。
まずはグリップだが上がジェンマでしたがオリジナル。どちらも既製品のフジのグリップでパーツ価格はあまり違わない。オリジナルに比べジェンマはブランクスが見えている。大型のリールを搭載して使うという事を考えるとジェンマの方が握りやすい。ここはブラッシュアップされて使いやすくなったと感じる。
続いてガイドの取り付け。上がジェンマです。ダブルフットのダブルラッピングでどちらも強度重視という感じに仕上がっている。ガイドサイズが違うが基本的にラッピングはきれいでしっかりしている。ここに大きな差は感じられない。だが
オリジナルはチタニウムと刻印があるのだがジェンマには
Fしか刻印がされていない。多分富士ガイドのFだと思うのだがチタニウムという刻印が無いという事は多分ステンレスガイドではないかな?リングに関しての情報は見つけれなかったので何とも言えない。価格を下げるならアルコナを使っているかもしれないが正直自分の用途だとこの違いに効果があるのかさえ分からない所だ。そのた色々な目回すように観察はしてみたがグリップのつくりや外観とかの仕上がりはどちらも同じ感じで差を感じない。多分コスト削減されているのはガイドだけかもしれない。ブランクスの違いは良く解らないがオリジナルが当時最先端で高価だったが技術が進んで安く生産できるようになったのかもしれない。価格差を考えるとまぁそんなところかな。個人的には安くて丈夫だからジェンマで十分じゃないかなと思う。必要であればガイドを自分で交換すればいいしそう簡単に壊れることはないので多分このまま折れるまで使うだろう。というわけでジェンマはコスパの良いロッドではないかとおもう。

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