ドリフトを考えよう その4

今回はメインラインのコントロールでドリフトスピードを変えることを考えようと思う。基本的にはラインが流される事で流れよりもルアーが早く動く。緩い流れの場合、前回のように巻く速さを調整すれば良いんだけど流れが早いときは巻いたらもっと早くルアーが泳いでしまう。


いつもの様に雑な絵なんだど、なにもしないと左側のようにルアーの移動が早くなる。早くなるってことはルアーが大きく泳ぐ事になると思う。出来れば右の様に流れに近い速さでルアーを動かしたい。『流れに馴染ませる』とか『流れに同調させる』とか言っているのは右側の状態じゃないのかなぁと勝手に思っているんですが。

細いラインを使えば流れの影響が減らせると思いますが、現地で流れが早いから細いラインに変えるなんてなかなか出来ないですよね。なので何らかの方法流れの影響を減らす訳ですね


理屈は簡単です。流れを受ける面積を減らせば良いんです。左側のようにライン全部が水面、若しくは水中にある場合もろに流れを受けています。これをロッドを高く上げて水面若しくは水中から切り離せば良いんです。空中にあるラインは水の影響を受けない。たったコレだけです。流れが早いなぁって思ったらちょっとロッドを立てて流れを逃がせばルアーの動きを変えることができますね。
実際にはラインを空中に出したところでラインの流される早さが変わるわけではないのですが、結果としてルアーの進行が遅くなると言う事です。
今まで100の力でルアーを引いていたのをラインを空中に出すことで50の力で引っ張らせる。その為ルアーを引っ張る力が弱くなり結果としてルアーがゆっくり進む事になります。だからラインの太さを変えるのと同じような行かが得られるって訳です。

うまく使えば無段階調節が出来る訳ですが流れの速さに対してどの程度空中に出すか?正直さっぱりわかりません。なので私は

流れがない・・・・水平
流れがある・・・・30~45度位で持ちやすい位置
流れが早い・・・・60~90度の楽な位置
激流・・・・・・・両手を上げて70度位

こんな感じで適当に考えてます。足場の高さで変えて見てください。ちなみにホームは流れが余りない&足場が低いので30~60度位でその日の楽な位置でやってます。

釣果は・・・・聞かないでください(;´Д⊂)


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