14ポンドフロロでキビレずる引きしたとき、変な位置にこんな感じでささくれ?ほつれ?が発生していた。なんでかなぁ?って考えていたんだけどようやく納得できる自分なりの答えが出た。結論から言うとフロロはずる引きに向かない。特殊なケースなのかもしれないけど5ヒロ、約8~9mというロングリーダーで挑んだ。基本的にPEのほうが強くリーダーが弱くなるように設定している。なので根掛かって切れるのはリグとの結び目になる。リグとの接続もあえて弱めのノットにしてます。基本的には根掛して回収できてもほぼ確実に傷が入っているので切り詰めて結びなおす。だからリーダーが長ければ1日釣りしてもFGを組み直さなくてもすむ。さて、これのどこがダメなのか・・・
絵で描くとこんな感じなんだけど・・・黄色いラインがフロロ、今回は理解しやすいように全ラインがフロロと思っていただければいいかと。フロロは比重が高く沈む特性があります。キャストしてテンションかけると上側の黄色いラインのようにピンと張る。だがラインが沈むのでそこで止めると時間と共に下の黄色いラインのように垂れ下がってくる。するとリグが引きずられて前に来る。そう、『あ!何かに当たった根掛そう』と思って回避しようと止める。しかし止めてもリグはラインの重さで前進するという事になり回避どころか根掛直行ですね。さて、変な位置でのささくれの原因はこの沈んでいくラインにあります。
沈んだ為、赤い部分がボトムにくっついている。なのでロングステイでラインがボトムに付く。その時に根があればラインが根に挟まったり引っかかったりします。なので変な位置に傷が入ったって考えています。PE+フロロという組み合わせでも多分同じPEは浮くけどフロロは底べったりって感じじゃないかな?
イメージとしてはこんな感じかな?PEは緑、フロロが黄色。なのでずっと止まらずに巻き続けるなら良いのかもしれませんがストップ&ゴーで狙うのには向かない事が分かりました。じゃこれがナイロンならどうなのか?
ナイロンは水に比重が非常に近いのでこんな感じで水面からリグに一直線になると思われます。わずかに水よりもナイロンのほうが重いのでほんのちょっと沈むかサスペンドではないかと思うんです。なのでステイでリグは前進することもないし、ヤバいって思って止めれば軽い根掛で回避ができそう。変な位置に傷も入らないので現在のところフロロよりもナイロンのほうが良さそうという考えです。ただ伸びやすいという性質を考えるとフロロで使ってた8~9mのロングリーダーよりも短く設定して・・・4mくらいか?さらに太くしたら伸びにくくなるなぁ。よし、16ポンド4mか。今度試してみよう。
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