ナイロンはベイトには不向きかも


ナイロンはどのくらい劣化するのだろう?そんなに疑問からしばらくナイロンラインを使ってみた。結論から言うとベイトリールには不向きだと私は思う。リールの性能だったり選択したラインによるが16ポンドラインなら50時間位使っても強度的な問題はないとも思う。通常キャスティングで使うベイトリールならガッチガチに締めて4kgがほぼ限界。これ以上閉める場合、パイプなどを使う必要がある。メーカースペックで8kgとうたわれていてもよほど強靭な腕力がない限り4kg程度が限界ですね。仮に4kgのドラグを使ってやりとりしているか?と言うと多分多くの人は2kg程度じゃないですかね?4kgを得ようとドラグノブをフルで閉めると樹脂ならかなりしなるしオールドアブなら曲がります。なので一般的なベイトリールの実用最大ドラグは4kg程度だと私は思ってます。
さて今回使ったのは16ポンドラインです。巻いたときから想定していましたが多少劣化してもそう簡単には切れないだろう。これは間違いなかったです。ジョイクロみたいな大型ルアーもかなり投げてますし


バイブやシンペンを無駄にド遠投していますが問題無かったです。じゃ何でベイトに不向きなの?と言うと使用時間でブレーキセッティングが変わるからです。パンパンに巻いて使用して帰ってから洗って乾燥させようとスプールを引っ張ると・・・抜けない(´・ω・`; ) ラインが片寄ってるからかもとリサイクラーで巻き直してもダメでした。ナイロンは吸水するので使用時間が長いとラインが吸水、膨張すると言うことがわかりました。体感で1割程度膨らんでるんじゃないかな?と言うことは約1割、ラインが重くなる訳です。比重1.14なんて言われていますが使用後は1.25になると言うことです(実際はラインが膨張する、太くなるので比重は下がるあくまでも分かりやすく説明するため比重です)。これだけラインの重さが変わればブレーキセッティングにも影響してきます。よってさっき投げれたものが投げれないと言う現象が発生します。なのでベイトには不向きと言う結論にしました。あくまでも体感での話ですが、体感と言うものはあながち間違っていないものです。ここに


こんなデータが有ります。これはユニチカから拾ってきたものです。吸水率8~10と有りますね。私の体感も間違っていなかったと言うことになりますね。と言うわけでベイトにはナイロンは不向きです。

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