スピニング VS ベイト


普段はロッド1本でポイントを回るのですが今回はロッドを2本。スピニングとベイトロッドを持ち込みました。ベイトはスピニングにどこまで迫れるか!?という事で天龍 SW83LML-BCとダイコー FZ-R88 Mid Light Class でチャレンジしてみた。なかなかベイトとスピニングの比較は難しいですがこの2本は限りなく近い。目をつむって素振りしたら多分分からない。逆を言うとそれだけSW83LML-BCがスピニングロッドに近いという事かもしれないです。軽く2本のスペックを紹介すると

天龍 SWAT SW83LML-BC 重量 129g 8,3 6~30g レギュラーファースト
ダイコー FZ-R88 Mid Light Class 重量130g 8,8 7~30g レギュラー

ダイコーはもうないので廃盤のロッドになりますね。ちょっと長さが違いますが、ほぼグリップエンドからリールマウントまでの距離は同じ、曲がりもレギュラーファーストとレギュラーですがSWATはほぼレギュラーテーパーですね。どちらも非常にキレイに曲がりランカーでもいなして捕るといったロッドです。


ぶん投げるのはこの鉄板バイブ。約14gで私の通うポイントではメインになる重量です。これをレガーロで投げると・・・めっちゃ飛ぶ!ちょっとびっくりするくらいすっ飛んでいく。ラインカウンターを忘れたので何mかは不明。なるほど、この距離に対してSWATはどこまで迫るか・・・飛ばん( ノД`)シクシク… 遠心強すぎて6割、いや5割に近いかも(;´・ω・)


急遽、遠心を切りマグネットだけで試す。PSのマグネットは4つほど抜き取ってあるのでかなりMAX寄りにしないとバックラしますね。快適に使えるのがこの位置。真剣にサミングしまくればもう2メモリ下げれますがサミングの精度がよろしくないので飛距離が安定しませんね。快適に投げれる位置で比較するとレガーロの8割ですね。限界まで調整して9割です。ラインが太く、ロッドが短いという事を加味してもスピニングを超えることはまぁ無理ですね(;´・ω・) 限りなく飛距離に差はなくなりますがそんな限界チューンした場合、ほかのルアーが投げれないので釣りにならないですね。ましてやナイトゲームだったら致命的です。釣り場で限界まで弱めた結果、スピニング同様にラインがかなりはらんでしまいます。ベイトの良さ、ラインスラグが出にくい事なんですがその良さが死んでしまいますね。なのでメリットを生かした使い方をした場合やはり8割程度が限界と考えるのが良いですね。
バイブの重量が18gになるとどちらのロッドもかなりしなり投げにくさを感じます。本当によく似ていて最大飛距離が出るのも18g前後です。それを超えると微妙に伸びるくらいで30gに至ってはロッドが曲がりすぎて飛距離が落ちる感じがしますね。基本的にシャローでシーバスを狙っているので20g以上のバイブや重量級のルアーはあまり出番がない。私的にはどちらもベストなロッドですね。


それにしてもいつも持ち出しているグランデージとSWATじゃブレーキの利きが全然ちがうなぁ。グランデージだと遠心つけた状態でも多分レガーロの7割に届く・・・遠心切って同じマグネットセッティングだとラインが浮くですよ。正直こんなに利きが変わるとは思っていなかったですね。グランデージで使ったままのセッティングだったから飛ばないで済んだけど逆だったらバックラッシュしてただろうなぁ。今回はロキサーニで検証したけど時間が取れればSLXの遠心でどこまで飛ぶのか試してみたいですね~。きっとロッドによって遠心向き、マグネット向きなんてこともあり得ると思う。

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