テトラ PH/KHマイナス


水草には弱酸性が良い、軟水が良いとどのサイトでも書かれています。CO2の溶け込む量とかのデーターなども有りまずは弱酸性にすることが大事だなぁ。というわけでPH調整用にテトラのPH/KHマイナスを購入。実はこれを購入する前からPHの調整は試していたんです。その時使ったのが木酢液とクエン酸です。結果だけ言うとPHは下がりました。目標は達成しましたが問題も発生しました。まずは木酢酢でPHを下げた場合、えぇーっと水草に大ダメージを与えます。簡単に言うと何だか分からない成分により水草が白化してしまいました。物にもよるんだと思いますがクダガンやプチゴールデンは平気でしたが明るい緑系ブセは白化しました。この葉はもう復活しません。でも芋が生きていたので新芽が出て何とか持ち直しています。次にクエン酸、こちらはエビに大ダメージを与えました。ちょっと何匹逝ったか分からないレベルです。クエン酸の場合PHを下げることは可能です。しかし後日白濁りして酸欠が発生。ちょっと科学的なことは分からないけど色々なものに反応してキレート化したのと反応時に多分酸素を持ってかれてる。それにバクテリアにもダメージがあり死滅白濁という感じじゃないかと。あと底床にたまった栄養素なんかとも反応してると思う。ゼオライトとか栄養を蓄えれるソイルなどは根酸によって栄養分を放出するみたいです。一般的な肥料ではく溶性なんて書かれて配合されてる成分です。この成分は根から分泌される酸で溶けるようになっており根が分泌する酸にはク酸、クエン酸など種類によって異なる様です。これから想像するに今まで色々なところで蓄積していたアンモニア系養分が一気に溶けだし一気にバクテリアが活動。活動することで酸素を大量消費し酸欠に。酸欠によりバクテリアが死滅して白濁り発生。処理しきれていない毒性&酸欠によりエビあぼーんといった感じだと想像します。因みにお酢である酢酸でも似たような現象が起こると思われます。多分ですが、有機酸系酸性物質はみんなダメですね。それに有機酸は分解されるんで持続性もないですしね。という事があって今回購入しました。


裏面には使い方と成分が書いてあります。購入の決め手は成分が無機酸の硫酸、塩酸を使っているという事。こちらの酸は分解されませんしく溶性とも無反応です。ただ純粋にPHをいじることが出来ます。水処理の仕事をしている関係上PH調整に使われる薬品は理解しています。硫酸、塩酸、苛性ソーダをで調整して次亜塩で消毒といった方法をとっています。それ以外にも色々工程があってアレですがまぁそんな感じです。いやぁ盲点でしたね(笑)よくよく考えれば分かることでした。とはいっても簡単に手に入る薬品ではないですね。まぁ買えなくはないけど・・・確か塩酸も硫酸も1200円ほどで買えます。でも濃度の問題だったりで保管の問題、家族の目などいろいろなことを考慮すると既製品に落ち着くわけです。価格は2000円位です。成分の濃度は分かりません。多分物凄く薄いと思われます。仕事の経験上この薄い濃度でも問題なくPHを下げることが出来ます。使い方はPH7以上の場合と7以下の場合で異なります。7以上の場合100リットルに対して10ml、7以下の場合100リットルに対して5ml加えるとのこと。最初にガッツリ下げて7以下になったら微調整してねという事ですね。早速我が水槽に加えていきます。因みに高価な試薬は持っていないのでPHは万能試験紙でざっくり見ていきます。まずは自分の水槽で使いやすいように希釈します。


水量10リットルなので単純に10倍希釈して使います。ざっと計測した感じPH7なので7以下として添加していきます。目標PH6、原液換算0.5ml添加・・・ちょっと下がる。さらに0.5ml、さらにさらに0.5mlとガンガン追加して行きますが6.5あたりから全然下がらん。結局原液換算10mlぶち込んで


ようやくPH6になりました。おかしいな?ネットでは原液1滴でかなり降下していたのですが全然下がらないです。もしかして希釈間違えたか?と思い希釈した液体に万能試験紙をつけてみると


やべぇ位の酸度です。そう考えると希釈の間違えはなさそう。効果を抑える成分、カルシウムとかマグネとかか。でも硬度が上がるようなものは一切入れていないし我が家の水道も軟水でテトラの試験紙ではGH3。うーん、何が原因なんだろう。ちょっと真面目に考えないとですね。



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