チェーンルブ系はリールに使えるか?


手持ちのチェーンルブでしばらくリールを組んで使ってみました。皆さんご存じだと思いますが基本的に自転車やバイクなどのチェーンに吹き付ける半固形と言いますかオイルとグリスの中間と言うかなんと表現したら良いのやら分かりませんが、なかなかの悪環境で潤滑をしてくれる頼もしいケミカルです。バイクのチェーンの負荷に耐えれるように作られているはずなのでそこそこ極圧性が有り油膜の持ちも良いのでリールに塗ってもいけるだろうと思い試してみました。とりあえず手持ちの物で試して良さそうなら追加でべつの製品もと思いましたが、これは試しちゃいけない奴ですね。まず


どこでも手に入るクレのスーパーチェーンルブ。こいつはリールには全く向かない。完全に揮発成分が抜けた状態でタールみたいな感じの油膜になります。これがかなりべたつき巻き心地が非常に重い。ベアリングに差したらグリスよりも回らなくなりますね。なので間違ってもリールに使わないことをオススメします。
ちなみにですが


呉の犠牲になったのは今回もこの5500です。ベアリングレスと言うこともあり純粋にオイルやグリスの違いがすぐに出ます。簡単にばらせるので確認も楽ですね。一方ワコーズのチェーンルブはどうかと言うと、こちらはほぼオイルでした。クレ同様、タール状になるかと思っていましたが揮発成分が抜けてもベタつかず液体の状態を保っています。エンジンオイルよりも緩い感じですね。その結果非常に巻きが軽いです。こちらはSLXに吹き付けて使用中です。投げるルアー重量によってはスプールベアリングにさしても良いくらいですね・・・似たような用途の製品でこれ程違いが出るとは思いませんでしたね(;´д`) と言う訳でチェーンルブは試してみないとわからんと言う結果になりました。

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