ストームブレーカー ガソリン燃焼


早速フィールドにやってきた。特に必要性はないのだけど天気も良いので釣りしながらこひーでも飲もうかと。今回は釣りがメインというよりもストーブが使いたくて来た感じです。釣り場に来る前、自宅でパッキングしてながら


非常にコンパクトだなぁって事。品薄で高騰しているトランギアのメスティンにぶち込んだとことしっかり収まる。ただし、工夫が必要ですね。五徳をしっかりロックする位置まで格納すると高さが出てしまい入りません。1本だけロックせずに収納することでしっかり蓋が閉まるようになります。ガソリンバーナーでメスティンに収まるというのはあまりないかもしれませんね。こんな感じでパッキングに気を取られたことが後々なく歯目に・・・・


さて、早速点火してみます。結構風が吹いているのでちゃんと点火できるか不安でしたが一応点火できました。ただ安定しない。強制プレヒートのSTARTからRUNに移行するタイミングが良く解りません。それに晴天のこの環境では炎が見にくくついてる?って感じです。ちゃんと安定してから燃焼モードに移行すると通常のバーナーと変わりないですね。バルブの位置、構造上の問題で火力調整はやはりワンテンポ遅れる感じです。水の量も少ないので


すぐに沸騰しますね。じゃコーヒーを入れようかと鞄を探ると・・・ない。コーヒーがないです。そうです、パッキングであーでもないこーでもないとやっているうちにコーヒーを入れるのを忘れました。せっかくお湯を沸かしても使いみちがなく水筒にそっと戻すという何しに来たか全くわからない状態です。ただ使用感は分かったので良いでしょう。正直なところなんだか扱いにくいっていうのが印象です。とりあえずルアーを投げながら頭の中で整理しているうちに大事なことに気が付きました。


インジケーターの存在をすっかり忘れとったわ(笑) 確か赤いラインが出るまでポンピングしろって書いてあった気がするけど適当に20回くらいしかポンピングしてなかった。市並みに燃料はちょっとしか入っていない。ボトルは700mlなので明らかにポンピング不足ですね。というわけでまた無駄に点火。設定圧までポンピングすると結構早く安定します。ただ設定圧が高すぎてえらい回数ポンピングしました。ポンピング回数を減らすために燃料は満タンか小さなボトルを使う事をお勧めします。これでだいたい火柱の大きさが分かったので帰宅し


また点火する。今度こそコーヒーを入れる。一応分かっているかと思いますが屋内での使用は厳禁ですので自己責任と家族の理解が必要です。プレヒート時の火柱は最大で約50cmほど。これが大きいととるかは個人の考え次第だけどまぁアルコールプレヒートと比較すれば炎上といっても良いかもしれないですね。安定までだいたい30秒ほどかかります。安定前にRUNに移行するとまさに炎上といった感じですから注意が必要です。そして室内の静かな環境だからわかることだが意外と燃焼にむらがある。一定の燃焼音ではなく息継ぎしながら燃える感じですね。またバーナーヘッドからはジュ、ジュっという音が混じる感じです。これはちょっと頂けないですね。また火力調整に触れるともうその時点で不安定になります。なので今まで使ってきたバーナーと比較して非常に使いにくいという感じです。唯一の国産液燃バーナーだけにかなり期待していましたが・・・保管棚行きですね( ノД`) 


プレヒート要らず、風に強いといううたい文句でしたがそうではないですね。プレヒートはやはり必要だし風に強いと言っても多少といった感じでウィンドスクリーンは必要です。そうなってくると火力調整が楽なドラゴンフライやOmniLiteの代わりにはならないし火力調整が同じように苦手なウィスパーと比較してもちょっと劣る感じです。ストームブレーカーを選ぶ理由があるとしたら国産でコンパクトって事かな。あとは初めて液体燃料を使う人には良いかもしれませんね。インジケーターがあるのでどのくらいポンピングしたらいいか分かりやすいと思うし一般的な”プレヒート”という儀式を回避できる。液体燃料の使用に慣れた人には向きません。私の場合、最低限本燃焼を維持できる分燃料しかポンピングしないです。本燃焼に移行してから調理するものによってポンピングを追加していくので最初から設定まで圧を上げるというのは非常に使いずらい。裏技的な使い方になってきますが、設定圧まで上げてスタートさせて安定した後もしばらくそのまま使う事でタンク内の圧を下げることはできます。ただ、私の個体だけかもしれませんが燃焼が不安定なことを考えると途中で失火する可能性もありますね。というわけでちょっと私のメインバーナー、ウィスパーの引退はまだまだ先になりそうです。




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