燃料をスマートに注ぎたい


メルカリなんかを見ているとどうも最近、燃料ボトルに取り付けるアタッチメントを販売しているのをみかける。基本的にはオマージュ品が多く中には多分オリジナルと思われるメーカー品もある。メーカー品の取引価格4000円前後、オマージュ品が2000円前後。メーカーの正規販売価格が2500円程度。ナニコレ?オマージュ安くねぇじゃん。とはいえオリジナルの転売品に4000円なんて馬鹿らしくて出す気にもなれん。という事で自作します。見た感じシリコン栓と真鍮かステンのパイプだけで構成されているようだ。ならばさっそくモノタロウでシリコン栓を購入。


真鍮のパイプは何かで使ったあまりが転がっていたのでこれを使う。パイプは買っても500円程度なのでそんなに高いものではないですね。それを


切って力技で曲げる。こんな感じで材料がそろった。


これを差し込めば機能的には完成。簡単に作ることができる。値段的にも量産するなら1個400円切るくらいの値段だな。じゃこれを量産してオマージュで売りさばけば・・・と思う方もいるから一応言っておくけど手作業で切ってまげてをしていたら割が合わんよ。例えば工具が色々揃っているという条件なら利益になるかもしれない。ベンダーで曲げてパイプカッターで切る。差し込む。約10分も有ればできる。400円という仕入れに10分の作業などを考えるとまぁ1000円くらいが妥当でしょう。そこに送料とメルカリ手数料を載せると最低1500円という感じかな?末端処理とか磨きを入れるとまぁ2000円というのは結構妥当な金額かも。なのでオリジナルの物はかなり良心的な金額設定ですね。手に入らないからオマージュ品を買う、これ一番やっちゃダメな奴ですね。オリジナルが潰れてしまう( ノД`)


そんな感じで文句を言いながらも2つ完成。エアー抜き部を上はフラットに下はちょっと出っ張らせてみた。実際に使ってみて変更していくんだけど見た目が良いのはやはりフラットですが、多分使いやすいのは出っ張ってる方だと思うんですね。早速燃料を注ぎまくる。


乾燥保管していた8R、123R、111c、99、ピークワンに白ガスを注入。ざっと1リットルちょっとキャップを変えながら注いだ結果、やはり出っ張っていたほうが扱いやすくコントロールしやすい。フラットは完全に塞いでるのかちょっと不安があるが、出っ張っている方が引っかかるため確実に塞いでるのが感覚で分かる。なのでフラットを出っ張ってる物と同じようにした。なかなか良い感じで手も汚れないし注油しやすいし覗きやすい。最初に考案した人は有能だなと感じる。ただ、値段を考えると・・・トランギアのキャップ買った方がいいのでは?って思うわけだけど自作する分には安くて機能的で非常に使い勝手が良いですね。自作、おすすめです。

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