何とか使えないものか?


先日失敗したこのバーナーセットだが何とか目的の風防として使えないか検証する。一応カタログ的には


このように使う。防風性も良いしクッカーの座りもいいので湯沸かしで使うには問題ない。ただちょっとした料理となると火力調整機能はないし立ち上がりも遅い。消火用の蓋とかもないのできっちり燃料を使い切るような使い方。自作で消火蓋をつくれば余った燃料を回収することもできるけどどちらかというとある程度アルコールストーブを使い慣れた人向けの製品だというです。さてこの風防、結構厚くてなかなか硬いのですがどうせ使い道がないので思い切ってほしい形に組んでみました。


まぁ、組めないことはない。ただし板の反発だけで止まっているのでもしかしたら不意に吹っ飛ぶように外れるかもしれないという心配はある。だが、予定していた形にはなった。3枚で組んだ場合OmniLiteの五徳を超えるサイズにはならなかった。


4枚使えばこの通り周囲を覆う事ができる。ただ問題もあって


このバルブを操作できるように穴あけ加工が必要な事と


OD缶を使う場合風防が持ち上がってしまう事だ。どちらも穴開けたり削ったり追加工すればクリアできるのだがかなりテンションが掛かって組み込んでいるので穴開けたり削るとその部分からぐにゃっと折れてしまうのではないかという心配がある。反則的だが


変換アダプターを使ってカセットガスを接続した場合、この浮き上がりはクリアできる。


ガソリン、灯油でも同じようにクリアできる。なのでOD缶の使用をあきらめれば1つ問題は解決できる。もう一つのバルブのノブだが全開してポンプ側で操作するという方法をとれば問題クリアとなる。しかしOmniLiteの美点、細やかな火力調整は失われる。しかしカセットガスであればこの点もクリアできる。なるほど・・・OmniLiteである必要性が全く無いという事か。流石にそれは悔しいのでバルブ操作できる穴をあけることにする。


位置はここ。さて、どうやって開けようかなぁ。硬いとはいえ1mm以下のステンレス板って加工しにくい。これが0.1mmとかならパッキンツールでも打ち抜けるんだけど0.3mmとかになってくるパッキンツールの刃がダメになる。3mmくらいで下穴あけてステップドリルかテーパードリルを使うかだなぁ。それか罫書いてリューターでちまちま削るか・・・意外と手間がかかる。もうちょっと加工方法を検討してからにしよう。

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