トライアングルスタンドが廃盤になってだいぶ経ってから発売されたT3。ちょっと記憶はあいまいなんですが非常によく似た製品にクリックスタンドという物があって・・・それをオマージュしたのかなぁって感じなんです。この五徳は国内では正規輸入されていないので手に入りにくいですね。ちなみに現在検索した感じだと1万近くて販売しているショップがある様です。通常なら5000円程度、海外いろんなものと一緒に引っ張ってくれば3000程度で手に入ります。メーカー販売価格も確か本国で4500円くらいかな?もし購入されるなら国内で5000円前後で探すと良いです。さてこのスタンドですが同じ価格帯にエスビットのステンレスストーブという物があります。かなり似たような作りですが・・・これは別の機会にしましょう。さて、T3の構造はいたってシンプルで
3枚のプレートを組んで円形のパーツを溝にはめるという形になっています。この円形パーツでテンションを掛けて外れないようにしています。非常に組み付けは楽ですね。廃盤の五徳、トライアングルスタンドと比べ力がいらないです。それにステンレスなので簡単に削れてしまう問題もないですね。トライアングルスタンドはアルミ製だったので組み付け時に結構ゴリゴリっとスリットがこすれて長年使っているとガバガバになりちょっと安定感がなくなってくるという欠点がありました。たしかトライアングルは1.5mmくらい板厚があったかな?T3は多分0.2mmとか0.3mmだと思う。かなり薄い部類だと思います。先日購入したデルタストーブが0.5mmだったかな?明らかにT3の方が薄いですね。単体で見ると厚み無いので弱そうな感じがしますね。しかし3点がしっかり嵌り一体化することでパイプのような強さを出しています。もちろん手で簡単にグイっと曲げることはできますがクッカーを載せるような垂直荷重には結構耐えるようです。せっかくなので並べてみましょう。
これだと厚みはちょっと分かりにくいですねぇ。まぁ良いでしょう。他の部分を比較していきます。デルタストーブと比べ出っ張りがある分全体的に高くなっています。ちょうどオプション五徳分くらいですね。どちらのストーブもパネルとの間に空間が設けてあるので基本的な部分は変わらないです。
幅もほぼ変わらずといった感じです。ここまでサイズなど似てくると入手しやすいデルタストーブで良いじゃないか!?って思われる方も多いかと思いますが、T3の真のパワーはガスバーナーや液体燃料ストーブが装備できるというところにあります。
T3も簡単な形状をしているわりに結構な防風性に優れていて安定性もあります。これをガス化することでマルチ化することで驚異的な汎用性が生まれます。この状態で手持ちのバーナーと比較すると強度では ドラゴンフライ = NOVA ≧ T3 > OmniLite となります。
防風性では圧倒的にT3ですね。コンパクト性で行くと多分NOVAが一番小さくなりますね。次点がT3ですね。五徳がフラットパネルで分離できるというのは非常に収納面で強いです。なのでちょっと入手しにくいですがガスバーナー等の組み合わせまで考えると高い汎用性を持った製品となりますね。定番のメスティンへの収納は
こんな感じで円盤が斜めになります。ちょっとおさまりが悪い感じですが、円盤の四角い部分にバーナーを格納できるので
問題なく蓋を締めることができます。欲張ってバーナー2個入れようと思いましたが・・・入りませんねぇ。この円盤さえなければT3とデルタストーブにバーナー2つはいる。2コンロ仕様にできますね。なので円盤を
メスティンの外に配置。一緒にまだ紹介してないテトラロストルも挟めばこれだけで2コンロになり焚火や炭火も楽しめるというミニマムセットになりますね。デルタで炭火してT3で炊飯、湯沸かしすれば焼肉ランチ+食後のコーヒーなんてことも・・・燃料等考えると素直にラージメスティンに収納したほうが良いかもしれませんね(^-^;
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