カルコンDC100は不要だったかも


飛ばせば飛ばすほど巻きスピードが下がる。糸が減るからスプールが痩せて巻き取り量が減ってしまうからだ。だいたいド遠投するルアーってノーマルから早引きで使うものが多いような・・・一番多用するものだとバイブレーションがそうですね。15gも有れば50m近く飛ぶので相当痩せますね。さて、スプール痩せするのはベイトだけではないですね。スピニングだって投げれば糸が減っていきますので巻き速度は低下します。エクスセンスBB 3000MHGでざっくり計算すると

46.5 × 3.14 × 5.8 = 約85cm 

最大巻き取り量が算出できます。目分でもうしわけないがPE1.2号で50m位ぶん投げると直径で3mmほど糸が出ていきます。スプール幅が14.5mmなので結構目減りしますね。50m先での巻き速度は

43.5 × 3.14 × 5.8 = 約79cm

となります。50m先でも80cm程度の巻き速度が確保されているのはすごいですね。エクスセンスDCSSの場合はビッグシューターコンパクトのデーターに近似します。ビッグシューターコンパクトが33/24mm、エクスセンスDCSSが34/25と一回り大きいのでビッグシューターほど目減りしないかと思います。ビッグシューターコンパクトの値だとPE2号で5mm、PE1.5号で3mmとなります。当時はパンパンまで巻いていなかったので余計目減りしてましたが一回り大きくなったスプールにパンパンに巻いて検証したら間違いなくここまで痩せません。私的にベイトで扱えるPEは1.5号以上だと思ってます。なので1.5号で計算した場合

31 × 3.14 × 8.5 = 約83cm

最大巻き取り量91cmなのでスピニングと比較してスピードダウンは大きいですね。でもこの感じならスピニングのような感覚で気にしないで使えます。流石シーバスモデルを打てっいるだけのことはありますね。PE2号だとざっと計算すると77cmとなるのでちょっと遅いかなぁ程度になります。50mでこれだけ減っていくことを考えるとやはりド遠投バイブは不向きです。




カルコンDC100シリーズの場合32/21なのでビッグシューターコンパクトよりも目減りします。おまけにギア比が低め。そうなると50m遠投先で58cm、ちょっと控えめに巻いていたら55cmとかもっと低くなりますね。シンペンの流す釣りとかビッグベイトのようなスローな釣りには使えますがラインキャパを考えるとPE1.5号一択といった感じです。シンペンは良いけどビッグベイトには少々、いやだいぶ不安な太さですね。そういう事を考えていくとかなり限定的な状況でしか使えないです。近距離でスローにとなると小型河川でのナイトゲームかボートの穴撃ちかな?小型河川なら小型プラグ、軽めのバイブで活用できますがボートでの穴撃ちとなるとそんなにルアーサイズにシビアじゃなくなる。沈める必要があったりと結構重たいプラグを使くこともあります。そうなるとDC201で問題なく投げれます。私の場合ほぼ小型河川でのシーバスはしません。ボートの穴撃ちも滅多に・・・あれ?DC101ってどこで使ったらいいんだ?冷静になったら使いどころがなかった(;´・ω・)


0 件のコメント :

コメントを投稿