ベイトでは厳しい


先日書いたようにベイトの方がルアーの動きは分かりやすい。しかしルアーを泳がせるためには巻速度をかなり調整しなくてはならない。スピニングに比べ激しくスプールが痩せるのが原因です。着水巻き出しと巻き終わりではかなり巻取り量に違いが出てきます。昔に調べたデータになりますがビッグシューターコンパクトのスプール痩せ、100mぶん投げるとどのくらいまで痩せるかと言うものです。まぁ流石にナイトで100m投げることはあまりありませんが(笑) 50mでのスプール経も有りますので通常使う範囲なら50m時の経を参考にすればだいたい合うでしょう。

PE2号使用時
飛距離   100 - 50 - 0    
スプール径  23 - 27 - 32mm

PE1.5号使用時
スプール径  25 -  27.5 - 30.5mm

スプール最大径は33mmですから1.5号の時はたいぶ余裕があります。なのでパンパンに巻いた場合全体的にスプール径が大きくなります。また、スプール幅により変わるのでカルコンDCにマッチするとは限りません。今回は便宜上同じとし、パンパンに巻いたことを前提に進めます。基本的にナイトなら50m程度有れば事足ります。100シリーズは33mmスプール。使用ラインはPE1.5です。最大巻取が70cm。これで50m投げると3mm程痩せます。実際はスプール幅がビッグシューターコンパクトよりも狭いのでもっと痩せる。ざっと計算すると

3 * 3.14 * 6.8 = 約64cm

普通に巻いてスローリトリーブになると言う。ナイトゲームでのミノーやシンペンなら丁度いいスピードかもしれませんがデイゲームのバイブレーションとなるとかなり忙しい。また、飛距離もかなり伸びる為、さらにスプールが痩せてしまいます。仮に28gを使って思いっきりフルキャストで100m飛んだ場合、スプールが27.5mmとなるので約58cmとなりますね。早巻き前提のバイブレーションゲームでは厳しいですね。回収するくらいで巻いてスピニングの早巻き位です。そんなことを考えながらルアーが動くスピードを探ります。巻き出しはガンガン巻いて巻き終わりになるにつれ手を緩める。ミノーやシンペンなら適当に巻いても泳ぐがバイブレーション、特に鉄板となるとかなり気を使う。かすかにプルプル感じる感覚を一定に保ち巻き上げること1時間


お前かよ!一応あたりはある。でもなかなかフッキングが決まらない。すぐバレる。そんなことを繰り返しさらに2時間



でかいの来た!キャストに気を使い、サミングでも気を使う。さらに巻まで気にして使うのがベイトです。やれない事はない!だかかなり厳しいですね(笑) まぁ楽しいですがミノーやシンペンじゃ相手にされない時期は素直にスピニングを使ったほうがいいですね。SW932LMLか972ML買おうかなぁ。

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