水草育成用ポット


色々検討した結果、ブセなどを育成するなら石巻かソイルという結論に達した。石巻は針金でも釣り糸でもなんでもいいから巻きつけて固定すればいい。そんなに難しいことはないですね。ソイルの場合はちょっと注意が必要で底床に直刺しだとどうも腐る確率が高い。多分通水性が悪いからだと思うんだけど実際どうなのかは良く解らない。ただ、腐らず根が張った場合の育成スピードは非常に早く石巻よりもかなり良いです。しかし問題も有って、直刺しなので苔が生えたときの処理が非常にやりにくかったり、レイアウト変更やトリミング等ちょっとしたことが煩わしいです。そこでポットにソイルを入れて埋めることにします。直刺しと違ってポットなら移動も楽だし取り出して木酢液処理なんかもできる。また底床よりも水流を当てられるので根が腐りにくい等、ソイルへ直刺しの良いとこだけを享受できる。ポット植えだと体感ですが8割程度腐らないですね。一番の問題点と言えば都合のいいポットがあまり売ってないという事。私が考える理想的なポットは底におもりが入っていて側面はスリットなりメッシュになっている。そのスリットやメッシュはソイルが抜け落ちない事。色々探しては見ましたがそんな都合のいいポットは見つからず写真のようなポットにしました。だいたい外径5cm高さ5cm、スリットは大きめです。もちろんソイルを入れればボロボロこぼれるというか・・・スリットががでかすぎで入れた分速攻で全部落ちるという感じです。そこでちょっと工夫します。


まずはおもり、ステンレスのワッシャーを使います。ポットの底網に収まる大きめなものが良いです。とにかく重さが大事。今回はM16のワッシャーを使います。これを鉢底に入れてさらにその上から鉢をかぶせて押し込みます。


こんな感じ。この時スリットを外側と内側でずらしておくのがポイント。ソイルが流れない、かつ通水性が確保できる隙間を作ります。これで私の考える理想のポットに近づきました。あとはこれにソイルを入れて埋め込みます。


ある程度の通水性が確保されていれば根は腐らないはず。一応しばらく成長するかどうか様子を見ましょう。根が腐らずしっかり養分を吸い上げていれば短時間で新芽や脇芽が出てきます。全く成長しない、葉が黄色くなるようでしたら根が腐っている可能性が有るので完全に腐り落ちる前に救出。石巻に変更します。石巻で安定して大きくなってきたらまたソイルポットにチャレンジ。今のところ腐らずうまくいっています。ただ、バランスが崩れる事も有るので根が張ったからストック水槽で放置にはしないほうが良いですね。毎日とは言いませんが週1くらいで水から上げて観察したほうが良いと思います。水から上げれば古い水が抜けるのでソイル内の環境は改善されるんじゃないかと考えます。実際どうなのかは良く解りませんが今のところうまくいっているのでソイルポット方式でストックは保管していきます。



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