手抜きアシストフックの強度


地形が変わってしまい使えるルアーが少なくなってしまった。そこで目をつけたのがスプーン。これなら金属の塊なのでぶっ飛ぶしメタルジグと違ってレンジも浅め。ただしちょっと使い方が難しい。というか何とか使えないかと試行錯誤している感じです。そういった事も有ってアシストフックをちょっといくつか作る。フック重量で動きやレンジが大きく変わるのでそれに合わせていくつか製作することにした。ついでなのでどの程度強度があるかも調べてみた。とりあえず動きとかを見るだけなので強度はそこまでなくていい。なので見た目だけアシストフックになっていればいいと思い


スレッドが滑らないように最初だけ止めてあとは下巻き無しでいきなりアシストラインを乗せていく。ここからきっちり巻いていくのかとおもいきや


そんなことはしない。アシストラインがずれないように軽く荒巻して瞬間接着剤を塗布。その後薄っすら1層巻いて瞬間接着剤でコーティングした。普段しっかりやっていた下巻きや締め込み2層巻きを排除した簡易アシストフックです。製作時間も製作コストも抑えたものですが強度はどの程度出ているのか気になります。そこで


こんな感じで引っ張ってみます。バネ計りとかあればいいのですが持っていないので根掛防止用の弱いリングを挟んで引っ張り強度ちぇっく。このリングはシングルの部分で13ポンドの強度です。これを使う事で長かった時にフックだけ切り捨ててルアーを回収できるという何ともありがたいスプリットリングです。ほぼ13ポンドで外れる為フック1本で根がかっていればほぼほぼルアー本体が回収できます。そんなリングを使って引っ張ってみたところ


アシストラインはスポ抜けずにリングが壊れた。えぇ・・・あんな簡易的な巻きでこんだけ強度が出るの?とちょっとびっくりな結果になりました。ならば


もうちょっと強いリングで試してみようと引っ張ったとこをフックの方が先に曲がりそうになりリングは破壊できません。アシストラインも抜けないという事を考えると十分実用強度は出ていると思ってよさそうで。私的には4キロ程度持ってくれれば十分だなぁなんて思っていたのが思わぬ結果です。なんで4キロかというと4000番クラスのスピニングの実用ドラグがそのくらいだから。あとはベイトリールとかも表記上は8キロとかになっているけど実際に効いているんが4キロ程度という事から。実際にシーバスでかなりドラグを締めているなぁって感じるのがだいたい2キロ程度なので4キロの強度があれば十分だと考えた結果です。それにスピニングの場合PE1号なので新品強度で20ポンド程度。そこに付けるリーダーが16ポンドでスナップへの結束強度で2割減。6キロちょっとが新品時の実用強度ですかね。ドラグの設定値はライン強度の1/4なんて言うので1.7キロ位。なるほど・・・これからは手抜きアシストで十分ですね。






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