ベイトリール メカニカルブレーキについて


ベースブレーキでかなり多くの物が投げれる事が分かったとおもう。この考え方はDCやIMZなんかの電子ブレーキでもおなじです。遠心やマグネットと違って自動制御が入る分より幅広いルアーに対応することが出来るようになっている。そこからルアーのタイプに合わせて一つ弱める強めるといった感じで調整すればいい。ところがアンバサダーシリーズのような外部調整のできないものも中にはあります。詳しい歴史は分かりませんが少なくとも親父が20代のころに購入したものと現行のものを見比べてもそれほど大きな変化がない。少なくとも50年位変わらず定番として使われ続けている。モデルによって多少の違いはあるが基本はブレーキパイプが2個というシンプルなものです。このブレーキパイプを大中小と変えてブレーキを調整していました。場合によっては削って短く加工する事も有りましたね。


なので微調整はあまりできないという感じです。そのような場合20g程度のミノーが使いやすいようブレーキパイプを選択してセットします。このセットしたブレーキパイプは基本的に釣りをしながら変更しません。外れ止めなど付いていないためギアボックス側を外すと落としてしまい釣り続行が不可能になるリスクがあるからです。その為アンバサダーシリーズはキャストコントロールで調整します。現在メカニカルブレーキと呼ばれている部分ですね。ガタつかない位置でセットしてブレーキ力が足りない場合締めこむという使い方です。それ以外に狙った場所からずれる場合などにほんのちょっといじることでずれを修正することが出来ます。そういった事からキャストコントロールと呼ばれていたと思われます。現在は遠心ブレーキでもマグネットでも外部から調整できるものがほとんどです。そうなってくるとこのキャストコントロールは不要になってきます。なので各社ゼロポジションを推奨しているという感じです。では全く使わないかというとそうではありません。私の場合、結構多用しています。例えばマグネットブレーキのようにクリック式の場合4じゃ強いけど3じゃちょっと弱すぎるとか、遠心の時にバックラッシュしないセッティングにすると初速で聞きすぎて飛距離が伸びない、初速に合わせたブレーキだと後半ブレーキが足りないなど調整しきれない場合にメカニカルブレーキを追加します。こうすることで安定した飛行姿勢で適切なブレーキを得られます。結果的に飛距離が伸びます。なのでメカニカルブレーキを締めたら飛距離が落ちるという固定概念は捨てて状況に合わせて使える様になれば非常に頼もしいブレーキです。



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