ヒュージとコモドの比較


レングスやキャストキャパなど非常に似通ったスペックの2本、どちらがいいのか?非常に難しいところです。どちらも実店舗で置いてない所が多いですね。2本、ヴァルキリー含めたら3本おいてあったらかなりレアな店ですね。実際に店舗にあったとしても使い勝手までは比較できないので買って使ってみないと分からない部分も多いです。今回はその辺を含めて比較していく。まずはパッケージ、コモドはネオプレーンのしっかりした袋が付いています。ヒュージはちょっと丈夫な袋で正直よろしくない。その為ティップガードを買ってそれに突っ込んでいます。収納サイズは


20cmちょっと変わってきます。ヒュージは均等割りの4ピースですがコモドは変速3ピース。車で移動するとかならこの辺はあまり気にならない所ですが自転車でとか電車でとなるとやはり短い方か鞄に括り付けたりと邪魔になりにくい。私はほぼ自転車なので短い方が運搬はらくですね。仕舞寸法 ヒュージ632mm コモド85.5cm


グリップはトリガー合わせでヒュージの方が2cm程度長いです。リールシートも見た感じどちらも同じ富士ガイドの物だけどコモドの方がちょっと細いですね。リールを付けて握るとこの違いは結構大きいです。カルコン300やIMZを乗せた場合、私はコモドの方が握りやすかったですね。グリップエンドの長さも私にはコモドの方がしっくりきます。


ブランクスはこんな感じ。ヒュージはサンディング処理されていますね。ティップはヒュージの方がわずかに細いですがバットは同じ太さ。ガイド数もヒュージの方が3つほど多いです。アクションはヒュージがレギュラー、コモドがファーストテーパーです。太さからだとアクションはなかなか想像できないですね。繋いで無負荷で揺らしてみると確かに曲がりが違います。コモドはティップだけ曲がりヒュージは結構真ん中で曲がります。揺らした後の収束はコモドの方が早いです。このことからコモドの方がシャッキとしたロッドという事が分かります。実際にキャストした感想ですが・・・正直どっちもどっちと言ったか感じ。確かにティップが曲がるコモドの方が軽いルアーは投げやすいがアピールするほど投げやすいか?というとそうでもない。ヒュージは確かに硬さを感じるが胴が曲がるので意外と重さは感じやすい。2oz、3ozになってくるとヒュージの方が投げやすい。メガドッグやヒュージペンシルに関してもやはりヒュージの方が投げやすいかな。アクションはコモドの方が入れやすい。ティップしか曲がらないので小さな動作でターンさせることが出来る。長時間アクションを入れるならコモドの方が良いかもしれない。ヒュージは胴から曲がるのでちょっと振りが大きくなるため疲れやすい。因みに重心が近いのはコモドです。グリップの長さ、太さ、重心に良さから使いやすいのはコモドかもしれません。だがキャストのしやすさ、携帯性の良さはヒュージに歩があります。何を重視するかで選択が変わってくると思いますが個人的には昔からビッグベイトにこだわってきたdepsのロッドの方が良いかなぁと思います。ヒュージペンシュルが2021年、77が2022年という事を考えると当然ヒュージペンシルでの使用を考えて作られているはずですね。どちらのロッドも良い点はありますが残すならヒュージかな。





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