カルコン101HG オーバーホール


やっぱカルコンは巻き心地いいですね。試投時はとりあえずオイルアップだけ済ませて使用しましたがレベルワインダーの汚れやグリスの渇きかげんを見ると内部のグリスも気になります。これから長く使っていく予定なので状態確認を兼ねてオーバーホールをしていきます。基本的な構造は14カルコン201HGやDC201HGなんかと大きく変わらないのでサクサクばらしてクリーニング。


こんな感じで結構適当にばらした部品を並べていますが間違えることはないですね。慣れてない場合はきっちり順番に並べたほうが良いです。内部は思ってたよりもきれいですがグリスはちょっと枯れ気味かな。汚れもそんなにありませんね。かなりメンテナンスしていたか純粋にあまり使われていなかったのかは分かりませんが摩耗がほとんどないことを考えると多分あまり使ってなかったんじゃないかと思われます。メインギアも


こんな感じでかなりピカピカで水滴撫ででも変色もわずかです。これは良い買い物でしたね~。外観は結構置き傷と思われるものが多かったですが内部は上玉、これは有難いです。ベアリングも悪くないですね。レベルワインダー部分も全バラシしてグリスアップしていきます。メインシャフトのベアリングはアクセスしにくいので防水グリスに打ち換えます。それ以外にばらさないとオイルアップできない箇所、スタードラグすぐそばのベアリングと内部のピニオン受けはグリスをそれ以外の部分はオイルといった感じで塗布。メインギアにはIOSのグリス、ベアリングにはIOS02、スプールには01といった感じで使い分けてます。


シマノ純正でも良いのですが今まで使ってきた感じだと純正よりもIOSグリスの方が巻き心地が長持ちします。各ベアリングへのオイルも純正ではちょっと緩いのでIOS02を使っています。欲を言えばもっとトロっとしたオイルが良いのですが乳化しないものが見つからないのでIOS02に落ち着いたといった感じです。スプール部分は純正オイル、ザルスオイル、IOS01適当に近くにあるものを。いつでも塗布できる部分なので最近はあまりこだわりがないですね。とにかく何だかオイルで湿ってればいいといった感じですね。ブレーキパイプも同様になんでもいい。油膜が張ってくれればいいだけなので適当にたらした後ふき取っています。こんな感じでグリス、オイルアップして組付けたらオーバーホール完了です。うん、巻き心地はかなり良いですね。




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