前回の考察を踏まえて


前回、ナイロンを巻いて重量から色々考察した。そこから色々考えて導いたのがもっと太いPEを巻くという事。今までPE2号を巻いて運用していたがバランスが悪く前半は効きすぎるわりに後半は弱い。ナイロンだろうとフロロだろうと基本的にはルアーがラインを引っ張っているので初速にそれはど大きな変化はない。だが2乗に比例するという特性上、わずかな重量の差でかなり効き具合が変わってくる。ブレーキは回転数に対して2乗比例するのでどのラインを使っても設定を変えなければほぼ同じブレーキ力が発揮できる。仮に同じ回転数とした場合、スプール重量の増減で利き方が変わってくるのは理解できると思う。重たいものを止めるのに必要なブレーキを軽いものに使えば一気に減速する。逆に軽いものを押さえるブレーキを重たいものに使えば制御できない。自転車のブレーキをバイクに付けるようなイメージです。さて、カルコン101HGのラインキャパは3号100m、4号なら80mといった感じです。使うルアーを考えると4号は欲しいところですがあくまでも可能性ですが14gの鉄板が70m飛ぶ。ラインキャパ80mでは少々心ともない。やはり100mは欲しいところです。PE2号だとパンパンで120m、ですが色々効率的に使う事を考えると100、150mといった長さで使用したいところですね。現状では初速にかなり利き、後半ブレーキがスッカスカになるという状態を考えるとやはりスプールの痩せが足りないと思われる。スプールが痩せることで回転数が維持できるのでブレーキも多少利いてくれる。結果的に過剰な初速に効くブレーキを弱めれるはず・・・というわけで


PE2.5号で運用しようと思う。PE2.5号にすることで重量増加、PE2号100mに比べ最大ライン外径増加となり、わずかながら初期のブレーキを弱めれる効果があると思われます。また、ラインが太いことで後半の回転数が維持できるはずなので全体的にブレーキを弱められると思われます。今回はダイワの8本撚りを購入。PE2.5号は扱っているメーカーが少なく選択肢があまりありませんね。理想はバッキバキに固い4本撚りの5色PEでラインの太さが明記されているものですが、店舗に10種類くらいPEを陳列していても2.5号が置いてあるのは2つ位といった感じです。だいたい2号を超えたあたりから4本撚りという商品が消える感じ。なので売っている中で5色カラーの物を買ってきたという感じです。このPEはラインの太さの表記が無いので太めなのか細めなのかは不明。ナイロン基準なら0.26mmですが


大まかな目安にしてねと・・・流石に大きく外れてはいないとは思うがやはり太さの表記は欲しいところですね。少なくともナイロン3号よりかは細いはずなので100m巻いてあふれることはないでしょう。


丁度いいかな?もうちょっと巻いても良いかなぁ?という感じで100m収まりました。重量は19.3gとPE2号の時と比べ約1g増です。ライン外径もわずかにアップ。なので目論見通りのブレーキバランスになるんじゃないかと期待している。最大飛距離は70mを目指しているが実際に運用するのは50m中盤といった感じになると思われる。頑張って70m飛ばせるとしても毎回集中して投げ続けるのは体力的にも気持ち的にも厳しいところです。なので最大飛距離の8割程度をアベレージとした使い方になりますね。ナイトゲーム主体なら十分すぎる飛距離です。それと着水地点での一巻きが何cmなのかという事も重要で巻きながら調べた。


スプール軸径が24mm、ギア比が6.8なので最小巻き取り量は51.2cmとなります。実際に運用する飛距離はだいたい50m位になるので50m巻いた時のライン外径で計算すると61.9cm、最大ライン長100m時は33mmとなるので70.4cm。なのでだいたい一巻き65cm程度だと考えて巻いていれば問題ないかな。ナイトゲームなら何も考えないで巻いてもスローになるので使いやすい。特にシンペンなんかは手ごたえが少なく気が付くと早くなっていたりするのでXGとかよりもHGくらいの方が良いようにも思えます。


2.5号にもなると40ポンドオーバーの引っ張り強度があるので30ポンド~40ポンド位が適正かな?でも10gとか軽めの物も投げると考えると30はやりすぎな気もする。軽い物から2oz程度まで使えるようにひとまず20ポンドをリーダーにしてみました。ちょっと2ozには弱い気がしますがしばらくこの組み合わせで使ってみます。



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