ファクトリーチューンの誘惑


先日、ベアリングなんかいらねぇ!ブッシュで十分だなんて言っていましたが・・・ボールベアリングにはボールベアリングの良さがあるんですよ(笑)先日までのベアリングレスとは違い今回はフルベア仕様 Ambassadeur 5501 Striper Black 2024年数量限定完全復刻モデルです。歴史的な事は良く解りませんが1979年に発売されたモデルをブラッシュアップして現代に復刻したという事らしいです。色々調べると魚種の名前が入ったモデルはこのストライパーだけのようです。当時はベアリングなど入っておらずソルト使用を想定してスプールにはブロンズブッシュが採用されたようです。ちょうど先日ベアリングを排除したのと同じ感じですね。今回はファクトリーチューンという事で至る所にベアリングが入った仕様となっています。早速見ていきましょう。


どうです?カッコいいでしょ?奥様に言わせると今まで持ってたのと何が違うの?同じでしょ!何個もいらないよね?なんて言われました。まぁそうですよね・・・外見的な事でいってしまえば先日の5501C3と変わらないですね。カラーやステッカー、スタードラグといったところでしょう。しかし内面的な部分を見るとだいぶ違いますね。5500C3はアルミプレートに対してこちらはブラスプレートを採用されておりリールフットもリベッテッドスタンドとリベット止めに強化されています。ベアリングも6個でスプール部分にはセラミックボールベアリングになっているなど非常に贅沢な仕様です。その分お値段も張るわけで・・・定価6万越え。シマノで言うとカルコンMDだったりメタニウムDCが変える金額。ダイワだとスティーズCT SV TWやリョウガ シュラプネルですね。正直異常な金額設定ですよね。


さてこのストライパーモデルの最大の特徴はこの大型なスタードラグでしょう。通常の物と比べかなり大きくストライパードラグという名称で販売もされている。ハンドルははめ殺しのベアリングのないもので昔からあるハンドルですね。アンバサダーの象徴ともいえるハンドルですが自分は好きじゃないですね(;´Д`) ノブが小さくガタが大きいので結構巻いててイライラします。ノスタルジーに浸り室内で眺めて巻く分には良いですが実釣で使うには不向きです。


パーミング側には大きなステッカー、黒い塗装にこのステッカーは良く映えます。カッコいいですね。オリジナルを完全に再現したステッカーのようです。


よく見るとプレートに突起があります。こいつにはついていませんが部品手配で引っ張ってくればストライパーにもサムレストが取りつきますね。このサムレストがあるかないかって個人的には結構大切なところです。ルアーをリールに引っ掛けることは多いのですがサムレストが無いとフレームに直接フックを掛ける為傷がついてしまいます。サムレストがあればサムレストに引っ掛けるのでフレームには傷が入らない。あとはパーミング時、2フィンガーでもガッチリ握れるという利点がありますね。そういった面でもこのサムレストが取り付けれる仕様になっているというのは有難いですね。まぁ多分使う事は無いと思いますが・・・というのもベアリングを満載している事で非常回りやすくなっています。それに加え貧弱な遠心ブレーキ、キャスコンをギリギリ締めまくってキャストすることになるのは目に見えています。なので通常キャスティングで使うなら5501C3を持ち出しますね。多分ストライパーが活躍するシーンは回転の良さを生かしたショートキャストでの穴撃ちですね。一度どこかで試投はすると思いますが基本的には観賞用です(笑)





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