5000C購入


オールドアンバサダーをウルトラキャスト化したのですがたまたま復刻の5000Cが安く出ていたので購入した。この復刻モデルはウルトラキャスト仕様で2Pの遠心ブレーキとなっている。カップは波型で外観は昔の5000cに近い。今回入手したものは比較的外観もきれいで動作もスムーズ。復刻オリジナルだと思われる。


サムスクリューも大きなものが付いていてこれもオールドにかなり寄せている。見た目はオールドチックだけど中身は現行に近いしようという結構面白い。どのくらい使用されているかは不明なので一度分解してグリスアップしていく。



分解して気が付いたんだがクラッチのメカは現行だけどギアシャフトはさらに古い形状のものが付いている。ギア比は4.7かな?両面にドラグが仕込まれていてドラグサウンドも搭載されていた。ギア比を5.3、6.3にするにはメインシャフトだとパーツが手に入らない。なのでここは現行のシャフトに変更する。シャフトを変更するとこのギアは使えなくなるのでギアの交換も。メインシャフトは手持ちがあるがギアは余剰分が無い。なのでウルトラキャスト化したオールドからむしり取ることにした。


これで現行のCSロケットと同じ構造になった。なのでパーツの補充の心配がなくなる。また、ギア比の変更も容易になる。今回で5.3になっているので必要であれば6.3のピニオンだけ入手すればいい。私も最近知ったんだが5.3と6.3はメインギアは63で共通の物を使っていてピニオンの歯数を変えることでギア比を変えている。ギア比変更はメインとピニオンセットというイメージが強かったのでこのこのが判明したときは結構衝撃的でした。まぁクリアランスがちょっと大きくなるだけなので問題ないっちゃ問題ないんだけど基本設計は多分5.3なので6.3はかみ合いが甘くなる感じ。肉厚も薄くなるので絶対的な強度としては5.3の方が圧倒的に強い。だが6.3のピニオン自体は決して弱いわけではない。というのもブラックナインのピニオンと瓜二つなんです。諸元までは分かりませんが歯数、サイズ角度などピッタリ重なります。違いはスプールとの組み合わせの部分かな。ブラック9もどちらかというとレボシリーズの中ではパワーファイト向けのリールだったと思う。実際にメータークラスのエイとガッチガチに綱引きしても壊れなかったので強度的には問題ないでしょう。内部はこれで完了。後は


改造オールドからはぎ取った外装パーツを取り付ける。ハンドルはNSクラフトの物で80mm。これをつりつけて


メンテ完了。うん、メチャメチャスムーズに回ってくれますね。フレームはCSロケットと同じようにサムレストが取り付けられるパッチがありますね。確か余りがどこかにあったと思うので探して取り付けよう。あれがあると多少水しぶきが抑えられる。バックラッシュは直しにくくなるけどブレーキを強めに設定する予定なので問題ないかな。今回のメンテでほぼSCロケット化させたけど一部現行のパーツと違う物を使っている。手持ちがなかったので


クリック&コグ、コグホイールは古いタイプ、ピニオンも昔の2点式なので現行のピニオンとはちょっと形状が違うので遠心ブレーキのプレートもそれに合わせたものしてある。使用感はSCロケットと変わらないが摩耗してきたら順次現行のパーツと入れ替えかな?コグ回りをアベイル化するのもありかも。現状そんなに高性能な必要はないのでこのままかな。右ハンドルなのでミッドシャローにPE2号を巻いて巻き専用にするのも良いですね。




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