魔改造ABU試投で高価なスプールが擦れて削れてしまった。削れた量は大したことなくバランスを崩すことはないので使用には全然問題ない。でも気持ち的にはかなりへこみますね。色々調べてみるとCSロケットにくらべスプールシャフトが動きすぎる事が分かってきた。なんでこんなに動くか探っていく。すると今までないがしろにしていたパーツが実は重要だったという事が分かった。その部品が
これ、20090 ロックスプリング。スプールシャフトが落ちないように固定しているクリップぐらいに考えていたんですがこれが無いことによりシャフトが振れる。シャフトが振れることでブレーキにむらが出来るようだ。魔改造ABUはシャフトを切り詰めてる都合こいつが取りつかない。なのでゴム管を短く切って落ちないように付けていた。本当にこれがそんなに効果があるのかCSロケットの固定をゴム管にして組み立ててみるとかなり振れる。あぁこれが原因だ・・・じゃ何とかロックスプリングで固定できるようにしないとと加工する。と言っても大した加工ではない。大型のワイヤーカッターでシャフトをつかみ凹みを作る。あまり力を入れすぎると切断してしまうのである程度加減して握りその後やすりでバリ取り。そして取り付ける。その結果、ちょっと巻いただけで分かるくらいギアノイズが消えている。勢いよくハンドル回してクラッチを切ってスプールの動きを確認するとこちらも物凄くスムーズで静かに回った。こんなにも変わるとは思ってもいなかった。単に落ち止め程度にしか思っていなかったので効果が衝撃的だった。ついでにスプールもちょっといじることにする。
ハンドル側のスプリングワッシャーをシムに変更した。スプリングワッシャーだと0ポジションが非常に分かりにくい。パーミングと違って左右に調整機構がある場合基準が出しにくい。パーミングカップの場合はパーミング側が基準になる。こちらが不変なのでキャスコンを締めても位置が変わることが無い。スプリングワッシャーを使う事で特に軽くキャスコンを効かせるのが非常にやりやすい。しかし
このタイプの場合ハンドル側を基準にする必要がある。だがスプールのハンドル側にはスプリングワッシャーが入っていると潰れきるまでの間スプールがハンドル側に移動してしまいフレームセンターからずれる。セッティング次第だけどラインがかなり偏ってしまう。これでは非常に使いにくいのでフラットなシムに変更した。これによって極軽いキャスコンは使いにくくなるがスプールが移動することがなくなる。まぁ超軽量ルアーを使うようなリールではないのでそこまで微細なブレーキは必要ない。ゼロポジションが分かってざっくり効いてくれればいい。今回の修正でより扱いやすくなったと思う。もちろん投げてみないと何とも言えないが多分現行と変わらない使い勝手になっていると思われる。
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