ピニオンの穴径を自分で加工できるようになった。そうなると気になるのが現行の6.3をオールドに搭載できるのか?という点。ウルキャス化すれば問題なく6.3にすることが出来ますがギア、スプール、スプールシャフトなど結構調達するものが多く部品取り寄せでだいたい1万ちょっとかかる感じです。もちろんメルカリとかヤフオクを活用して安く上げる事もできますがオールドスプールのまま6.3化できればさらに費用が抑えられる。しかし物理的な理由で不可能かもしれない。現行の標準ピニオンが5.3で歯数12、6.3が歯数10。メインギアはどちらも歯数63で共通という仕様になっている。歯数の違いから想像つくと思うが5.3よりも6.3の方が小さく出来ている。その為肉薄手高トルクには向いていない。その肉薄なピニオンを3.2、3.5mmに加工した場合さらに強度が落ちる。もしかしたら3.5mmは開けられないかもしれない。実際に開けて試してみれば一番早いのだが6.3のピニオンってなかなか手に入らないんですよ。現行のラインナップでも6000番クラスの一部に採用されているだけで他はみな5.3仕様。その一部も右巻きだけしかもステンレス。流石にステンレスは手で開けたくない。他の入手方法だと香川塩ビ工業のセット物という感じ。なので現物を加工するのは少々危険なので代用品を使う。
ジャンクボックスからビッグシューターコンパクトのギアだと思われるピニオンを発掘した。歯数11に内径3mmという仕様で見た感じモジュールも同じように見える。これが搭載できた場合ギア比5.7となり一巻き70cm。良いスピードじゃないかな?ビッグシューターコンパクトも今や手元にないので実験的に加工に使っても惜しくないのでこいつを実験台にしてみます。早速治具に取り付け加工。
あぁ・・・これ3.5mm行けるけどかなり強度が心配な感じです。歯数11でこれなので10の場合3.5mmはかなり厳しいことになります。頑張って3.2mmまでといった感じです。歯数12の場合なら3.5mmでもまぁそこそこ頑張ってくれそうな感じしますが無理はできない感じですね。ガンガンやるなら3.2mmまでかなぁ。3.5も多分シーバスクラスなら問題ないと思いますが海外釣り堀とかの場合はアウトですね。とりあえずオールドの6.3化は厳しいという事が分かりました。4000番台でシャロースプールでメバルとかアジとかなら6.3でもまぁ耐えるんじゃないかなぁとは思いますがリスクがでかすぎますね。さて、せっかく穴あけ加工したから5000番に積んでみよう。
はまらなかった・・・シャフトの根元部が引っかかりしっかりピンまで刺さりません。これではどう頑張っても使えませんね。ピニオン側を加工しないとなんですが例によってリューターもドリルも見つからな。せっかくなので搭載してみたい。使える道具はヤスリのみ・・・ひたすら削ってみます。それから4時間
ちょっと渋いが何とか根元まで入りました。後は微調整していきますが流石に手が痛い。なので微調整、組み込みは後日にします。
新型のIMZが小出しで情報が出てきたが・・・やはりパーミングが大きそうだなぁ。38mm径から34mmになる様だけどスプール幅が同じ24mmだと思うから基本的なブレーキは流用といった感じかな。個人的には36mm径の27mm幅とかワイドスプールが欲しいところですね。スプール幅変わるとブレーキを一から作らないとだと思うのと今のアプリの感じだとリールごとにそれぞれページを持っている感じはないので難しそうですね・・・あぁ比率で考えると30mmの20mm幅とかはできるかなぁ。比率でスプールを小さく推奨ラインを細くすればブレーキ流用できるなぁ。色々妄想は膨らみますが今回はちょっと魅力が薄いかなぁ。
0 件のコメント :
コメントを投稿