オールド アンバサダー5000c カスタム


先日、何とか削ってシャフトに刺さるようになった。とはいっても結構渋いのでまだ実用的ではない。これから微調整をしながら組み付けていく。仮組して回してみてまたばらして微調整。うーん、これは時間がかかる。だが横着して一気に削って失敗しては元も子もないので慎重に作業を進めます。だいぶスムーズに出し入れできるようになってきました。これで内径の加工は完了です。


後は長さを揃えます。ピニオンのギア側は長くても問題ないですがスプール側は削らないと遠心のピンに引っかかります。このちょっと長いことによりクラッチ切ってフリーの状態で回してもカタカタ干渉します。メカ部分の構造的にこの長さを持ち上げることが出来ないためこのままではまだまだ使えません。長さを短くして遠心のピンの溝をちょっと深くしていきます。これも仮組しながら調整してようやく干渉しないようになりました。後は本組。今回は


加工したオールドのメインシャフトを使います。ギア取り付け部の遠投部分を約3mmほど削り現行のギアが取りつくようにしてあります。これは以前ウルキャス化したときに加工しているので今回はノータッチ。


ドラグは現行のマルチディスクタイプを流用。3枚のうち2枚を使います。3枚入れても釣行にのようにドラグを締めれば問題なく動作するんですがドラグフリーにならないので外しました。どのくらいドラグ値が低下するかは分かりませんが私の用途では問題ないでしょう。


これでようやく完成です。純正の4.7と変わらないぐらいスムーズに回転してくれます。巻き心地も新しいギアのせいか良い感じです。今回の改造でギア比が5.7になったので最大巻き取り長が70cmとかなり使いやすくなりました。これにPE4号150mかPE3号200m巻いてナイトゲームで使う予定です。左手でアクション出来るようになればデイゲームでのビッグペンシルにも使えるんですが右投げ左巻きで長年やってきているのでまだまだ厳しいところですね。巻きで使う分であれば今の技術でも問題なく使えるので大きめのルアーをのんびり巻いていこうかと。4号で確認した感じ50m遠投すると約12cmほど巻き取り長が低下しますね。バイブレーションの早巻きは厳しいですがシンペンなんかでスローに使うには丁度いいかんじです。近いうちに実践投入していきます。



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