前回整備してPE4号を巻いた。この太さを選択するのは4ozまで投げようかと思っている為だったりします。15ジリオン系のスプールは36mm径の27mmワイドスプールで現在のリールだと300番のソルティストやタトゥーラと同じスプール幅となります。さらに言うと5500Cのスプール幅も27mmです。個人的な感覚ですがワイドスプールはライン痩せが少なく巻きの安定性が高いと思っています。現在のダイワのリールは24mm幅をメインに38、36、34といった感じでラインナップ。27mm幅は300番と18リョウガだけ。シマノの製品だと22mm幅～19mm幅といったものが多くキャパが同じでもスプール痩せが激しいので巻き取りの安定性は非常に低いと感じます。特にカルコン300とかスコMD300、22mm幅にPE4，5，6号巻いて使うと恐ろしい勢いで痩せていきます。一巻き100cm！なんて謳ってるけどそんな恩恵はほぼ皆無ですね。ソルティストやタトゥーラで良いじゃないとなるんですがあの2機種は良いには良いのですが個人的な好みの部分が選べないという問題で手放しました。PE4号で4ozクラスを想定した場合スプール径は36～38くらいが使いやすいと感じます。4ozがメインでもっと重い物を扱うならPE6号、8号が必要になってくるので機体としては400番クラスや6500Cという感じ。という事で個人的には36mm径、27mm幅は結構使いやすいんじゃないかと踏んでいます。
とりあえず肩慣らしにモンスタースライダー160をぶん投げてみます。ロッドはいつものヒュージカスタム。HLCはピーキーと聞いているので20からビビりながらスタート。あれ？戦線ピーキーじゃないな。色々試すとだいたい10くらいまで下げていける。だた安定するのは14、15といった感じかな？それより下げると投げれるけど姿勢が安定せず飛距離が思ったほど伸びない。バラツキを考えると14あたりでアベレージで投げたほうが総飛距離は稼がる感じ。確かに1発狙いの遠投なら10でもいいが1日投げるならやはり適当に投げてそこそこ飛んでくれないと厳しい。300番クラスと違い軽くコンパクトというのもかなり扱いやすさに影響してますね。丸形の場合、カルコン300でもアンバサダー6500でも握りに不満はないのですがロープロ機は握っていてなんかちょっと・・・うーんという事が多々あります。1516は多分大きさがそこそこでワイドがあるから自分の握りには合ってる感じがしますね。その後メガドッグ180や220も投げてみました。180は問題なしですが220となるとちょっと気難しくなる。ソルティスト300でもそうだったのですがマグフォースZなどの可変タイプもブレーキは回して初めてブレーキが強く働きます。3ozくらいまでなら振りぬけるんですが4ozになると後ろに構えてよっこいっしょーっといった感じでキャストと言うより投石器みなちな感じではなつ。そうするとちょっと初速が足らずブレーキが不安定になる感じです。4ozでの扱いに関して言うとタトゥーラ300が一番扱いやすいかなと感じますね。
2ozクラスでもジョイクロのような安定にかけるものも結構気を使います。アンダー～サイドでうまく回らないように投げる場合、ブレーキはかなり低くても問題ないと感じます。ショートキャストと同じ要領ですね。重量があるのでそんなキャストでも20後半位～30中盤までは飛んでくれます。一方普通のルアーのように投げる場合やはりかなり強いブレーキを掛けておく必要がありました。正直弱くしても飛距離は大して変わらなかったのでMAXの20でいいかとおもう。これでオーバーヘッドで投げるとだいたい回転して30m中盤くらい。稀にクリティカルで回らずに飛んでいくと40m超えていきます。かなりばらつきが大きいのでブレーキMAXで30m範囲、近場用といった感じですね。
軽い方は結構いける感じです。とりあえずヒソカ120を投げた感じまぁ30中盤くらいまでは問題ないかなといったところ。元々投げやすいルアーではないしバチ用なのであまり気にならないですね。他に20g鉄板とかも投げてみましたが60mちょっとといった感じで正直ラインの太さとブレーキがマッチしないなぁという感じです。感覚的にはもっと細いライン2号～3号あたりで投げれば70m台は簡単に出るなといった感じですね。スリムアサシン149等の比較的大きめな20g前後のミノーは気持ちよく50mオーバーなので基本的な性能は十分な感じ。ただちょっと気になる点もあるのでそこをどういった味付けしていこうか考えます。
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