先日、どんな感じなのか試投してきた。その際に感じたことは結構普通に使いやすいという感じです。ただしこういったジョイント系の飛行姿勢が極端に悪いものやメガドッグ220のように極端に重いものは非常に扱いにくいという感じ。要するに高回転が維持できないという事が原因でブレーキが極端に落ちてしまう。逆に鉄板バイブのように高回転が維持できるものは全然問題なく投げれる。初速が確保できれば正直SVとかとほとんど変わらない感じですね。一応チューンとかも現在検討しているんだけど今の現状材料がまだ集まっていないので手をつけれない。
キャスト後に計っているので重量は参考程度にしかならないがPE4号90mまいて27g。サイズのわりに軽いんじゃないかと思う。公式から拾った情報によると14g。これがベアリングを含んでいるのかどうかは不明だがここから推測するとラインが乾ききったら多分23,4gくらいになると思われる。このHLCモデルは1514という浅溝もある様でそちらは少々ピーキーなようです。多分軽い分ブレーキが効きすぎるんじゃないかと思いますが真意は不明。それに比べ1516はマイルドという書き込みも結構見受けられた。さて実際に投げて気になった点がある。それはブレーキローターの戻りのタイミング。キャスト直後
高速で回るためこのようにローターが出ているはずだ。そこからキャスト後半になり回転数が落ちるとローターが引っ込み
こんな感じで白い遠心パーツがスプール内に収まると思われる。しかし実際は違うように感じる。鉄板をキャストしているとカチっという音が聞こえる。最初は結びこぶでもできてしまって引っかかっているのかと思っていたがローターの動作音だった。この動作音から推測するとカチっと音がするまでは完全に出きっていて強くブレーキが効いていると思われる。実際に投げた感覚だと固定のマグフォースやSVと変わらない挙動に感じた。そしてカチっと音がした後は物凄く伸びを感じる。問題はそのタイミング。多分PE4号というかなり太いラインを使っているという事とPEラインのおかげでスプールの総重量が軽くなっている状態の為、着水ちょっと手前まで高回転を維持しているように思われる。その為着水間際までガッツリ効いてしまい思ったよりも飛距離が伸びないんじゃないかと思われる。ブレーキのイメージとしては
こんな感じである一定の回転数になると一気に落ちるように感じる。理想としては赤いラインのように初速に対して強いブレーキをかけなだらかにブレーキが弱くなってほしいところ。なので今のせってキングで20gの鉄板を投げても60m程度しか飛ばない。今のラインで飛距離を求めるならもっと強いバネに変えて戻るタイミングを早くすれば後半のスッカスカなブレーキ帯をより長く使うことが出来ると思う。しかしバネを強くすることで別の弊害も生まれる。バネが強くなるという事はより高い回転数が必要になるという事。メガドッグ220を投げる際に後ろに構えて放る感じで投げている。このキャストだと回転数が上がらない。となると現状ギリギリの感じで働いているのが効かなくなってしまいキャスト不能に陥る。1つのリールで何でも不可なく使おうというの無茶苦茶な要求ゆえにセッティングが難しい。バネ以外にラインを1段階細くするという方法も有効だと思われる。ラインを細くすることでスプール痩せが抑えられ回転数が低下する。そうすることでタイミングをずらすことが出来るがPE3号で130gを投げるというのは結構なリスクがあるかな。他にもマイルドチューンという物もあるがこちらは
スプールとローターの間にワッシャーを挟んで下限ブレーキを底上げする方法。これがなんでマイルドチューンなのかは不明だがワッシャーによってせり出した分後半のブレーキは強く効いてくれる。だがワッシャーによってスプリングが余計につぶれている為、動作にはノーマル時よりもより高い回転数が必要になる。ここから色々考えるとSV化するか固定化してビッグベイトメイン仕様で時々通常ルアーを使うといった運用にする良さそうな気もする。もしくはSV化して強めのバネを入れることでキャスト時に強いブレーキが使え後半弱くなるといった仕組みにするか?SVのブレーキならどんなに低回転で投げても設定値のMAXブレーキを掛けてくれる。そうなればメガドッグ220を投げる時の不安は解消される。多分通常ルアーも使いやすくなるんじゃないかと思う。問題はSVユニットがつけられるかどうか。
幸いHLCスプールにはSVユニットを取り付けられそうな穴が開いているのが見えたのでものがそろえば換装できるんじゃないかと睨んでいる。でもなぁせっかくHLCスプールなのにSV化するのはちょっともったいないなぁ。なので15ジリオンの1516スプールと18キャタリナの1516スプールを注文した。SV化が出来るかは不明だが15の1516ならより低回転からMAXブレーキになってくれると思うので重量物は扱いやすくなると思われる。キャタリナスプールはPEようにチューニングされたモデルなので多分結構強いスプリングが仕込まれていると思われる。HLCと比べどのくらい変わるのかという興味も有り注文。他にHD用の1520マグフォース用や18リョウガの1520スプール等互換品もあるんだがこちらはG1の為価格が12000位の為見送った。ノーマルやキャタリナは超々ジュラルミンなので半値に近い。強度的にはG1だろうと超々ジュラルミンだろうと問題ない。違いは重量でG1の方が軽いと思われる。でも現在の自分の考えでは軽さは重要ではなくむしろ重いスプールの方が欲しいので価格の安い超々ジュラルミンがまだ残っているのは有難い。部品がそろったら色々いじり倒して自分の使いやすいスプールを作っていこう。
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