先日手に入れたリョウガですがメンテナンスと調査を兼ねて分解していきます。現状特に引っ掛かりもざらつきもなくスムーズなのでこのまま使用し始めても問題ないように感じますが新品でない以上内部は確認しておくに越したことはないですね。というわけで早速分解していきます。まずはスプールを外してどこからばらすのか確認します。
スプールは16.2gなので特段軽いという感じではなさそうですね。PE4号フル巻きしても30g未満じゃないかな?今度は本体をばしていきましょう。とはいえ初めての分解なので勝手が分かりませんとりあえず手探りでボルトを探して緩めていきます。
無事カバーを外すことが出来ました止まっていたボルトは3本、1本は六角穴付きボルトだったのでいつもドライバーでは対応できないですね。幸いSLPの専用ドライバーを持っていたのでそれを使って分解しました。
ボルトはこんな感じで1本ボディーを貫通する感じで刺さってました。これだけ色や形状が違うんので組み付け時に間違えることはなさそうですね。ギアは
ギアはきれいでグリスもしっかりついていますね。ドラグにはクリックサウンドが付いていてその機構が結構分厚いですね。シャフトはアルミ。変形して外れないのでバリを削り取りました。ダイワあるあるですね。今まで入手したリールはすべてこの部分が変形しています。ハンドルの取り付けでガッチリ締めるとどうしても変形してしまうのでしょう。重くなっても良いからこのメインシャフトを変形しない真鍮に変えてくれないかなぁ?なんていつも思います。全体的に内部はきれいでしっかりグリスアップがされています。なので今回はこのまま使っていきますがその前に・・・
ジリオンHLCのギアを取り付けてみます。今回のメイン調査はこのギアの互換を確かめることです。リョウガは最速で6.3までしかラインナップがありません。近場を探るなら十分ですが遠投して巻いてくるような場合全然足らない。とはいえこのままでもなんとかデイゲームのバイブレーションゲームもこなせなくはないですがもうちょっと早い方が使いやすい。なので別のリールからギアを移植しようという作戦です。事前情報でリョウガ1016に16ジリオンのギアが付くという事は分かっていましたが1520との互換は探したけれでも見つからなかった。なので自分で調査しているといった感じです。とりあえずHLCにギアが問題なく取りつきちゃんと巻けることが確認できました。ただし
ドラグ押さえは取りつかない。メインシャフトの形状がジリオンとリョウガではちょっと違いがありドラグクリッカー機能が無いギアを取り付けるとしてもドラグクリッカー用の押さえを使う必要がありますね。
なので交換するならギアだけで残りは元の物を使う用になります。ドラグ力には変化が無いと思います。さて、HLCのギアが問題なく使えるという事が分かったのでベースモデルの15ジリオンのギアは全部使えると思っても問題なさそうです。同系のキャタリナTWやHRFなんかも問題ないかもしれません。こちらはクリッカー機能付きなので本来の機能をフルで使うならキャタリナかHRFといった感じですね。ついでに
HLCにはめ込み確認します。ピッチは問題ないですね。ふたを閉めて回すと・・・どこかに干渉して回らない。噂では15ジリオンにキャタリナTWなどのクリッカー付きは移植できないと聞いていたのでHLCも同様なようですね。ただリョウガのギアなのでたまたま干渉している可能性も有ります。一応HLCはギア側のカバー内側がえぐられているので取りつきそうです。これはもうちょっと時間を取って検証する必要があるので今回は深追いせずに元に戻しメンテナンス兼調査は終了です。近いうちにリョウガのギアを交換します。
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