アプリが糞だけどこうしてデーターが残るのは結構ありがたい。発売当初はアホみたいに高くてこんなの使うかよって思っていましたが使う事で見えることも多く現在は結構満足しています。リールとしてはまぁでかいし重い。何よりバッテリー内蔵の為パーミング側がかなり出っ張っておりソルティスト300とかと変わらないくらい握りにくい。コンパクトなロープロではない為かなり手首が痛くなりますね。さて、IMZを使い続けて色々見える物も多かったです。まずはPEの寿命ですね。銘柄にもよりますがPE2号がおおむね300㎞程度で限界を迎える感じです。300㎞と聞くと結構な距離ですが釣行で考えると意外と大したことはない。休日にデイゲームに行った場合だいたい4~5時間で20㎞ほど投げますね。なのでデイゲーム中心ならだいたい15回、毎週土日に出かけた場合1.5ヵ月で限界を迎える感じです。早いものだと200㎞くらいからちょっと怪しくなってきますね。私の使用する範囲だと60m程度なので裏返し使って600㎞、3か月で交換といった感じです。ナイトゲームの場合、スローな展開が多いのでだいたい1時間に2㎞程度かな。21時から24時という感じで3時間程度の釣行で6㎞くらいになりますね。ナイトメインで使った場合100回。裏表で200釣行といった感じでだいたい1年位使えると思われます。もちろんバックラッシュの頻度とかでだいぶ変わってきますがざっとこんな感じですね。私の場合、ビッグベイトモードをメインに使っている為殆どバックラッシュはしませんのでかなりPEへのダメージは少ないと思われます。
次はメンテナンスのスパン。スプールベアリングへの注油は毎回行うのが良いかと思われます。一回の注油でどのくらい持つのだろうとひたすら使い続けてみた感じ20㎞が限界かな。15㎞あたりから音が大きくなり始めて20㎞で飛距離が落ちるといった感じです。また、注油後の飛距離ですが最初の10投くらいは明らかに飛距離が出ませんね。特に最初の1投目は10m位飛距離が落ちます。そこから徐々に飛距離が伸びていき10投目くらいからMAX飛距離が出るようになります。こちらもオイルの種類によって変わってきますが手持ちの物は1投目の飛距離低下がみられました。多分ですが10投する間に余分なオイルが抜けていくのではないかと思われます。もちろん注油量にもよりますがダバダバかけた、漬け込んだ場合でも10投もすれば最適なオイル量になります。なので最初の10投はPEを濡らす、準備運動がてら肩慣らしをするといった感じです。ギアや内部ベアリングの注油感覚はデイゲームメインでもナイトゲームメインでもあまり変わらない感じです。だいたい3ヵ月~半年に一回はグリスアップしたほうが良いですね。特にピニオン支持ベアリングは海水に触れる機会が多く錆びる可能性もあるので早めにメンテを入れたほうが良いように感じます。メインギアの方が結構ハードに使っても1年くらいは問題ない感じです。釣行内容、釣行回数よりも海水がとの接触からどのくらい時間がたったかがカギのような感じです。デイゲームでガンガン投げて早巻きししようがナイトゲームでスローに使おうが関係なく一度海水が入り込んだら半年でメンテをするといった感じですね。1度でも海水が入り込んでしまうとドブ漬けで洗ってもベアリング内部から完全に除去するのはほぼ不可能です。多少は薄まるかもしれませんが基本的にグリスと海水が混ざり乳化した状態になっていると思われるのでグリスを入れ替えるほかないという感じです。乳化した状態の場合でも油膜は残っているので直接金属と海水が触れて即サビるといった事は有りませんが水分が入り混ざり合えば当然体積が増えますので増えた分がベアリングの外に押し出されます。その繰り返しで段々油膜が保持できなくなっていくといった感じです。また、乳化しても時間がたつにつれ水分が蒸発していきます。すると塩分濃度が高くなり最終的には結晶が残るんじゃないかと考えられます。これによりなんだかシャラシャラ音がするなぁという現象になってくると思っています。なので使用から3か月でピニオン支持ベアリングのグリスは打ち換え、ハンドルのベアリングに関しては半年、ギアの方は海水がかかっても乳化することはあまりなかったので1年に一回グリスアップといった感じですね。まぁばらしたついでにグリスアップすると思うので海水の場合は3か月に1回、淡水なら1年に1回といった感じでメンテしていれば部品交換しなくてもかなり長持ちすると思われます。
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